どうも、アヘバス管理人です。
旧バッドアスギークでもかなりの人気を誇っていた記事、PCDJ用の正しいノートPC選びに関する話です。
リライトしてもっとわかりやすくシンプルな内容のものをこちらの記事で、各パーツに対する発展的な記事は個別にカテゴリを設けて記述をしていきます。
予算10万円以内でモバイルノートを選ぶ
PCDJは勿論、それ以外に行う作業…例えば、ウェブブラウジング,Word,Excel,Power Point等のビジネス資料やメール作成,高度なことを行ったとしてもツイプラやTwinviteの更新作業。これらがストレス無く動作するPCを選んでいきます。
どういう人を指しているかというと、大学生、社会人で音楽制作は行わないけれど、これから本格的にDJに関わっていく上できちんとしたPCを購入したいと言う人向けです。
買うべきノートPCのスペック
絶対譲れないスペック
PCDJ用に買うべきノートPCのスペックはこちら。個別項目については今後ゆっくり解説します。
- CPU Intel Core i5
- メモリ 8GB~
- ストレージ SSD128GB~
・CPU
OSやソフトウェアといったメインシステムを動かすための装置です。ここが弱いとすべての動作が遅くなります。CPUは必ずIntel製の物をチョイス。
Intel製のCPUにはランクがあり、廉価モデルに採用されるCeleron,PentiumはほとんどのPCDJの動作環境でサポートされていないので除外。
メインラインナップにCoreシリーズと言うものがあります。
下から順番に
Core i3、Core i5、Core i7、デスクトップと一部のMacで設定できるCore i9があります。
この内、Core i3ではTraktorと言う老舗PCDJソフトが推奨環境から除外されており、Core i7を選択すると、予算から大きく足が出てしまうので真ん中のグレードのCore i5をチョイスします。
・メモリ
CPUで処理するプログラムを一時的に貯めておく場所です。多くのPCDJソフトの推奨は4GB以上という事ですが、現状WinもMacもOSを動かす時点で結構メモリを消費するので8GBは必要。
・ストレージ
楽曲やソフトウェアのデータを保管できる容量。HDDとSSDの二種類あるのですが、起動の速度が段違いなのでSSDを選択しましょう。
SSDも128GB~と書いていますが予算が許すなら256GBあったほうが良いです。
この数値以上のもので新品中古問わず販売時期が6年以内のモデルであれば何を使ってもオッケーです。
譲ってもいいけどなるべく叶えたい条件
これに加えて以下の特徴があるとよりグッドです。
・軽量(1.5kg切ったほうが良い)
DJの現場になるクラブは大体地下かビルの上になるので、階段昇降があります。コントローラーも持ち歩いたりすることを考えたら軽いほうが良いですよ。
・USB Aポート2個以上
環境にもよりますが、外付けのドライブとPCDJコントローラーを繋ぐだけでもUSBポートが最低2個必要になります。
・バックライトキーボード搭載
クラブは照明が暗いのでブラインドタッチができない人は楽曲検索の際に詰みます。セトリをガチガチに組んでいる段階では必要ないですが、バックライトキーボード搭載していたほうが良いです。
・Type-C給電
充電器を忘れたとしても新しいMacbook用の物を借りて使ったり、モバイルバッテリーで充電することができて便利です。可能であればType-C対応の要素もチェックをしておきましょう。
製品特徴的にはモバイルノート寄りのスタンダードノート。ステッカーボムさえしなければ、お仕事にも使えるあたりのモデルを狙っていきます。
現行機種のおすすめモデル3選
新品でノートPCを買う人はおすすめのモデルとリンクを張りますので参考にして下さい。
10万円台でしっかりとまとめてきたHPのモバイルスタンダードノート。1.35kgとMacと同じ程度の軽さ、必要十分なインターフェース、バックライトキーボード、充電口を兼ねたType-C等、スペックが旧Macbook Airよりも優位かつ、コスパが非常に高いです。
筐体がピンクとゴールドと女性向けな感じなので、好みが分かれそうです。
PCDJソフトであれば十分動く、まだまだ現役候補のモデルの1つです。欲を言えば保存容量が物足りないので、256GBのカスタムモデルを注文するのが良いと思います。作りの古さは否めないですが、新AirもProもコスパで判断すると良くないので、もしMacを選ぶとしたら一番廉価モデルかなという印象です。・
Lenovoの廉価ラインのPC。
Thinkブランドにこだわらず、予算を抑えたいならイチオシです。
こちらは公称値約330と530で重量が300gくらい変わります。330Sは重ためのPCですが、7万円切る値段で256GBのSSDとCore i5を入手できるのがポイント。530は重量がウルトラブック級で2000円増し。充電器が野暮ったく、バックライトキーボードもないのが若干残念ですが、コスパがとても高いです
おすすめしにくいが、ちゃんと動くモデル
モデルの過渡期に入っているので、480と490と2種類ありますが、数字が大きいほうがCPUの性能とバッテリーの持ち時間の公称値がよくなっています。
重量が1.75kgとやや重ためな事と、廉価な事から割引率が低く、おすすめで紹介したideapadよりも2万円ほど高く付きます。
Thinkpadの上位モデルとどうしても安っぽくなるプラスチック筐体と重さがネックとなり、セールスポイントが弱いこと、競合のHP pavilionの方が軽量かつ即戦力で使えるスペックを有する事から競合機種に対する優位性がThinkpadの名を関している、ということしかないのが残念。
HDD搭載モデルを購入して、空いているM2.SSDに換装することでデュアルドライブ環境を構築できて、外付け機器の接続が要らなくなるという点では魅力ですが、手間がかかるので初心者向けではないという印象です。
デュアルドライブは上位機種で軽量なTシリーズで行うこともできるし、より可搬性を取るなら小型のX2シリーズ、重さであればX1 Carbonとコストパフォーマンスに優れた上位機種が高い壁として立ちはだかります。
しかしながら、キーボードの打ち心地は上位機種譲りで非常に快適なので、個人的にはおすすめしたい一品です。
2019年3/15現在の価格コム売れ筋No.1 PC
今までのInsprionシリーズは2kg超えの筋トレ器具のような重さだったのですが、新たなプレミアムラインが常設されて、ウルトラブックモデルのXPSとスタンダードノートのInsprion 15の中間の位置づけのモデルがようやく発売されました。
1.36kgと軽量ですが、バックライトキーボードがないので、この価格ならideapad買うか、ちょっと足してバックライトキーボード搭載&SSDの性能が良いpavilion選ぶかなという気持ち。もうあと5000円下がれば良いのですが、決算期もそろそろ終りが近いのでこれ以上の値引きは6月までお預けでしょう。
1.5kgのボディにスペック要件を十分に満たしたています。
ただ、バックライトキーボードなし、重量のあるACアダプター、古いインターフェースを採用していることから競合機種と相対比較すると魅力的なプロダクトではない上に、さして安くないのが残念なところです。唯一評価できるのは、国内が拠点でサポートが良いところ、出荷が早いところなので、無難なモデルを出来るだけ早く入手したいのであればおすすめです。
まとめ
- PCDJ用のノートPCの予算をアバウト10万円で選んでみた
- CPUはCore i5の物を選ぶ
- メモリは8GB以上のものを選ぶ
- ストレージはSSD 128GB以上HDDはおすすめしない。
- 現状のおすすめはHP Puvilion13,Macbook Air,Ideapad S330
- 理由は上記のおすすめ条件を満たしていて明らかに安価、もしくは追加の条件を満たしている
- それ以外だとDell Inpresion プレミアム