CDJ ハードウェア

cdj-2000nexus レビュー

どうも、DJ歴も6年目になり、耳や体に変調をきたすまではどうやらこの趣味は終生のものになりそうだ、という事で確信を得たアヘバス管理人です。

今回はmy new gear、cdj-2000nexusについてのレビュー記事です。

何故この機材を買おうと思ったか

前回記事で解説しているのでご覧下さい。

忙しい人に向けていうとブログを書く為です

2020年においても現場標準の機材

発売から8年経過した今でも現役のクラブ用機材であり、私も普段お世話になっている機種です。

cdj-2000nxs2が現役ラインナップに加わって結構経ちますが、音響にこだわりのある小規模箱では依然として採用されており、使い方を熟知している事は意義ある事だと感じています。

今年がcdj発売の周年にあたるので新機種がリリースされるとまた状況は変わってくると思いますが、結局あーだこーだ言っても馴染みの箱がアップデートするかどうかは分からないので、しばらく2000nxsのままと言う場所はあり続けると思います。

ddj-400と比較して説明していく

持っている機材がddj-400なので、この機材と比較して出来ることできないことをお伝えしていこうと思います。

cdj-2000nexusが得意なこと

  • 豊富な接続方式
  • ハイパワーな音声出力
  • 条件付きで下位機種よりもDVS接続がしやすい
  • ジョグ/スタートストップのアジャストができる
  • SLIPモード
  • Hot Cueバンクリスト
  • ピッチの微調整とsync切り替え
  • ※リセールバリューが高い

豊富な接続方式

従来のCD/USBは勿論、無線LAN/有線LANケーブルを用いるLINK接続、USBケーブルを用いる全pcdjソフトウェアに対応したHID接続、公式アプリ経由で音が出せるiPhone接続等、柔軟な接続方式に対応している事が大きな特徴になります。

持ち出しパーティーをする際にこの機材を持っておきたいと言うのはcdj-2000の次に安価で接続方式を選ばない懐の深さによるところが大きいです。

大抵の接続方法は2000nxsがあれば試すことが出来ますが、 後継機であるCDJ-2000NXS2と比較して、DDJ-SP1やXP1、2といった別売りのパッドコントローラーを接続できません。

ハイパワーな音声出力

ddj-400はもちろんのこと、cdj-350よりも少ないゲインで大きな出力が得られます。

ミキサーのプリアンプで音量を稼がなくても音が大きく流れると言う事は、歪みやノイズが乗りにくくなると言うことです。この辺りがプロ機材たる所以でしょう。

音声もクリアで分離感の強いサウンドを鳴らす綺麗なタイプの出音です。現代的なアプローチの音源がこのCDJの為にグッドネスを損なうことはまず無いでしょう。

条件付きで下位機種よりもDVS接続しやすくなる

今でこそHID接続が主流になっているので、あんまり使わないかも知れませんが、念の為。

HIDが流行するまではコントロールメディアを使用したDVS接続が主流でした。

DVSの場合はオーディオIFとRCAケーブルで接続しなければならないわけですが、光コアキシャルケーブルを使ってデジタル入力に対応したdjm-900nxs、900nxs2、DJM-2000の場合はRCAを使わなくても音声出力ができるので、万が一CDJでDVS環境をセットすることになったとしても転換はスムーズです。

普段タンテでDJをやっている人がCDJしかない現場に来たとしても、ミキサーとCDJをデジタル接続、インターフェースを介したRCA接続をすれば配置にあたふたしなくても大丈夫。

ちなみに、ミキサー/もしくはCDJがコアキシャルに対応していない場合は、EXFORMからスイッチャーがでています。オーガナイザー志向の方は一考の余地ありです。

ジョグ/スタートストップのアジャスト

ddj-400の場合はスタートストップのアジャストをソフトウェア内で行う必要がありますが、cdj-2000nxsは手元で完結させられます。

また、低価格帯でオミットされているジョグの重さ変更ができます。スクラッチをする場合は重たくして、リワインドする場合は軽くしてやるとそれぞれのテクニックがやりすくなります。

SLIP mode

DDJ-400でいうところのV.breakエフェクトとBEAT LOOPが1ボタンで使用できるのは大きなポイント。
(DDJ-400も使用できるけれど、ショートカット登録しないと使えない)

Slipとは停止したり、loopやrollをしている間もバックグラウンドの時間軸が流れている状態にすることです。

わざと音を止めたり、ループしたりしても、再生した箇所からではなく、音を止めた時間分、曲が進んでいるので演出の幅が広がります。

冗長になりながちなミックスにアクセントを加えるとパーティーの盛り上がりも間違いなし。
この機能は是非使いこなして欲しいです。

Hot Cueバンクリスト

CDJ-2000番台以降であれば、使える隠れた特殊機能。

複数の曲のHot Cue A B Cをまとめたバンクリストを使うことが出来ます。

バンクリストを使うことでカットインとサンプルのポン出しができます。

ピッチの微調整とsync切り替え

フェーダーが長いのでピッチの微調整がしやすい事は素直にメリットでしょう。煩わしいショートカットなしで、master tempo(速度を変えても曲の音の高さがそのままになるボタン)やピッチレングスの調整、syncのon offができる事ので、手元に余裕が生まれます。

※リセールバリューが高い

2020年6月現在の中古相場は12~15万円の間を推移しています。パイオニアDJがCDJ-2000NXSと2000NXS2の中間を埋めるような新製品を導入しない限りは今後もリセールバリューは高止まりのままでしょう。初心者向けコントローラーとして火がついたDDJ-400よりかはちょっとだけパーセンテージが高いです。買い手がつくまでには時間がかかるでしょうが、買ってもよし、売ってもよし。素晴らしい。

cdj-2000nexusがddj-400よりも苦手なこと

  • 波形表示
  • Hotcue管理
  • one shotのポン出し(出来ない事はない)
  • 長いLoopを組むのは苦手

波形表示

3bandEQは勿論カラー表示もなし。

また、LINK接続でも2つの波形を1画面で見られないので、ある程度耳で合わせる技能の習得が必要になります。PCDJで慣れている初心者DJさんが躓く大きな所です。

とはいえ、syncやRekordboxによる解析など、ある程度波形の支援がある以上、現行cdjのモデルの中ではピッチ合わせが比較的簡単な方です。

これでピッチ合わせが出来ないとなると、どこでもコントローラー/HIDがついて回ります。

HotCue管理

DDJ-400の場合は最大8個までポン出しで音が出るHot Cueですが、CDJ-2000NXSの場合は3つまでしか表示、使用ができません。

コレはもうどうにもならないので、自分はMemory Cueとの併用をおすすめしています。

Hot Cue管理に関してはまた別記事で書きます。

one shotのポン出し(出来ない事はない)

一応、ネタ繋ぎとポン出しに便利(?)なHot Cueバンクリスト機能が使用できますが、いくらバンクの読み出しがあっても3つまでしか使えないので、コントローラーと比較すると弱いという印象です。

ホットキューバンクリストはいずれ別記事で解説します。

長いLoopを組むのは苦手

4小節以上の長いLoopを組むのは苦手です。ボタン一発で最大16小節のループの呼び出しができるコントローラーと比較すると、取れる区間が短く、呼び出しした際の調整もやや苦手な印象です。

こちらもアクティブループで代替できますので、さしたる問題ではないとも言えますが、だからといって好意的な解釈をするつもりもありません。

総評 レンタルか購入かを計算して買う

前回記事の繰り返しになりますが、目的意識が明確であれば、購入しても充分元が取れると思います。

ちなみにフルセットをレンタルすると1日約30000円なので、持ち出しパーティーを行う場合、10回以上開催すると元が取れる計算です。定期的にCDJをレンタルスペースや野外に持ち込んでDJをしたいという方は一考の余地ありだと考えます。

あとはスタジオ練習に入ってCDJをレンタルするとか回数が多くなるなら…ですね。

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