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IK multimedia iloud mtm W/C mount bracketとラブリコを使って壁掛けスピーカーDJ環境を作る - アへ顔バッドアスギーク

モニタースピーカー

IK multimedia iloud mtm W/C mount bracketとラブリコを使って壁掛けスピーカーDJ環境を作る

どうも、アヘバス管理人です。

小型スピーカー iloud mtm mk2を購入したので、憧れの壁付けスピーカーをやってみたいと思います。

1 賃貸は壁に穴を開けるな

当たり前の話ですが、賃貸住宅で壁に穴をあけたりすると退去時に修繕費を請求されたり敷金から天引きされます。

従って、穴を開けずに壁にスピーカーを設置する方法を考慮する必要があります。代表例として2×4材で柱を作り、その上に施工をするという方法があるので、今回はその方法を使います。

2×4とラブリコについて

今回使用するのは2×4材と平安伸堂工業の定番DIYグッズ、ラブリコ2×4アジャスター、そしてiloudの純正壁掛けブラケットです。


IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iLoud MTM W/C Mounting Bracket

IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iLoud MTM W/C Mounting Bracket

 

 

2×4材とは

パイン(松)やホワイトウッド(スプルース)等の針葉樹で出来た材木です。規格化されているので、価格や入手の安定性に優れています。

後述のラブリコ2×4アジャスターを使用する場合、天井までの高さ-95mmの長さの物が必要になります。

ラブリコとは

2×4材の先端に取り付けて突っ張り棒にするアジャスターです。色々種類がありますが、今回は支えられる重量がそこそこあり、価格も手頃な標準タイプのアジャスターを使用します。

用意する物

  • 電動ドリル(10.8V)
  • 紙やすり(120番、240番)
  • 耐水ペーパー(400番)
  • ワトコオイル
  • ハケ
  • ビス
  • ホワイトマーカー/指矩(曲尺)
電動ドリル(10.8Vで十分だけど、今買うなら18V)

amazonセール常連のハイコーキのものを使ってます。10.8Vのものを使っています。

記事執筆時点で最安値は14.4Vのものなので、買うならそっちがいいかもしれません。

余談ですが、18.8Vのタイプを買うと、インパクトドライバ、、インパクトソケット、丸ノコ、ランダムサンダ、掃除機とバッテリーが共用になりDIYのバリエーションが一気に開けるので、将来的な展望…一軒家に住むとかレンタルガレージを借りて本格的な作業をする展望もあるならそっちも検討しましょう。

金額は14.4Vのものと1000円しか変わりませんので、金銭的なデメリットは殆どありません。電圧が大きくなると、バッテリーが減りにくくなることに加えてパワーが大きくなるので、木材だけでなく鉄板等にも施工ができるようになります。

ただし、物理的に重くなり扱いの小回りがききにくいので、体力が極端に低い人は14.4Vモデルがいいかもしれません。

紙やすり(120番 240番)

荒目と中目の2つは紙やすりを用意します。塗装前の下地を作る作業で使用します。

なんでもいいんですが、紙やすりホルダーとロールタイプのものがおすすめです。

幅を決めずに長さだけ決めれば、すぐに使うことができます。
近所のホームセンターはSK11のシェアが高いので、最安よりかは入手性をとってこちらをおすすめしています。

耐水ペーパー(400番)

耐水ペーパーとは水分を含んだ状態で使用する紙やすりのことです。

後述するワトコオイルは生乾きの状態で塗装を馴染ませるために耐水ペーパーをかけます。

ワトコオイル

DIYの定番塗料。

エボニー色が好きなので使いましたが、お好みでブライワックスやオイルステイン、ウレタンニスでも大丈夫です。

好みの色味が出るものであればなんでもどうぞ。量は200mlを生涯で2本使っています。机の塗装(140cm×70cm)と、2×4柱は7本塗りました。

それでたった2本です。1Lの方が割安ではありますが、余らせてもしょうがないので都度購入をおすすめします。

ハケ

70〜75mmのもので油性塗料も使用できるものを用意しましょう。冬場は乾燥に時間がかかり、二回目の塗まで時間が空いて使えなくなるので、2本用意しておくとベストです。

一本だけ用意して、根性入れて洗えば再利用はできますが、価格も価格ですし、使い捨て位に考えておいてください。

我々はDIYするためではなく、音楽を楽しむためにDIYをしているので、変なところで時間をかけないようにしましょう。

タッピングビス

今回は太さ4mm×長さ20mmの皿タッピングを使用。

今回のブラケット取り付けで絶対いるので、忘れずに買ってください。

ウォールマウントブラケットの気に入らないのは壁付け用のビスが同梱されていないので、別途必要になります。

恐らく、ブラケットの対応幅が小型のmtmから大きめのprecision まで対応してる為、ネジサイズが統一できないからだとは思いますが、ここは少し残念ポイント。

ホワイトマーカー/指矩(曲尺)

ブラケットを水平に取り付けるためには下線を引かないと行けないわけですが、下線を引く際に便利なのがペイントマーカーです。

あと、水平に線を引くために指矩(曲尺)は必須です。短いものでいいのでこの機会に買いましょう。

 

ワークフロー

  • 材料調達
  • 2×4材 8Fやすりがけ
  • 塗装→耐水ペーパー
  • ウォールブラケットの取り付け×2
  • ラブリコでの設置
  • スピーカー設置

材料調達

天井への突っ張りを作るとなると結構長めになりまして、平成初期に建てられた我がマンションであれば2235mm必要と言うことでした。

状態の良い2×4材の選び方は

  • 穴が空いていたり、割れや欠けが少ない事
  • 表面に樹液が染み出していない事
  • 垂直に見た時に反りや捩れがない事(マスト条件)

の3条件です。選別は結構大変です。

以前ラブリコを使って壁掛けギタースタンドを作成した際にはDCMで調達し、今回はコーナンで購入。

前者は1500円、後者は900円程度で購入しましたが、所感としては高い方が木材自体に捩れがないものを選別している傾向にあり、後者は表面割れや樹液漏れがない綺麗な木肌のものが揃っていたのものの材木自体が反りや捩れが多いものが大半でした。

金額が上下しても選ぶ手間は減らないので、近くのホームセンターで購入というのが最適解になろうかと思います。

こうして選んだ材木を必要な長さに応じてカットします。

カットはホムセンでカットしてくれるので天井までので高さ-95mmでお店の人に伝えます。

この際に両端をカットする事で垂直が出しやすくなりますので可能であればそのようにオーダーしましょう。(例として一方を1cmカットした上で、もう一方をカットする際に最終的に必要な長さに加工してもらうようにする)

なお、運転免許がない、徒歩圏内にホームセンターがない場合はかなり割高にはなりますが、インターネットでも販売されています。

2×4材 8Fやすりがけ+塗装×2

材料を調達したら地獄のやすりがけです。

やる事は簡単。

120番でやすりがけをして面を均し、240番で引っ掛かりがなくなる程度にやすりがけをします。

磨けば磨くほど、塗装ノリが良くなるのですが、こんなもの時間かけて作っても引っ越して天井サイズが変わってしまえば、廃棄するしかなくなるので、程々がいいと思います。

電動サンダーがあれば早いのですが、ハチャメチャに音がするので賃貸では使いづらいと思います。

私は紙やすりホルダーを購入し、シコシコと削りました。

削ると当然ですが、粉が出ます。

粉だらけが嫌なら屋外で作業するか、1LDKで過ごしているのであれば、ベッドルームから家財道具をすべて引き上げて作業するかですね。

ホームセンターの大手チェーンコーナンであれば、ランダムサンダを貸してくれるので、ヤスリ掛けしてから軽トラで運ぶのも一考かもしれません。

塗装

ワトコオイルを塗っていきます。

ハケは使う前にしっかりとしごいて余分な毛を取り除きましょう。

絵の具バケツみたいなのを買ってもいいですが、おすすめは2Lペットボトルやどん兵衛のカラ容器です。

塗り方のコツは公式ページが1番詳しいです。

この手順に従って施工していきまして、完成はこちら。

ブラケット取り付け

2度塗り終了後は耐水ペーパーをかけて乾燥を完了させたらいよいよ組み立てです。

水平線をとってブラケット穴に印をつけて電動ドリルドライバで下穴を開けた後、タッピングビスで止めていきます。

吊り下げる形か持ち上げる形か選ぶことができますが、高さ2m近くの高所に取り付けた際の操作性を考えると吊り下げよりかはスピーカーを上方向に取り付ける方が良いと判断してこれになりました。

スピーカー取り付け

スピーカーは柱を下ろした状態で取り付けていきます。

ブラケットの先端を立て、ボルトを起立させたらスピーカーのネジ穴に挿入し、くるくる回します。

ある程度下のボルトで締めてナットで本締めというバイクのミラーのようなやり方です。慣れていないとやりづらいと思います。

取り付けと反対方向に倒して、ナットの本締めを完了させ、倒したスピーカーを正立させ、サイドのナットを本締めしてスピーカーの最終的な角度を決めます。

ラブリコ取り付けと配線

ラブリコで天井に取り付けて各種必要ケーブルをつけるとこのようになります。

ブラケットのレビュー

さて、純正のウォールマウントブラケットですが、金額が8800円とこの手の金具にしては非常に高額です。

しかし高額なだけにかなり合理的で、壁掛け天吊りどちらでもいけること、上下角、水平角180度と調整角の範囲が非常に広く、加えて落下防止用のワイヤーも取り付けられるということで、機能的で優秀な商品です。

また、iloud 自体の商品価値が高く、年次改訂でもウォールブラケットを対応させたことを考えると、今後も使っていく可能性は非常に高く、そういう点では耐用年数次第ですが、高品質な品物になろうかと思います。

ただ、ウォールマウント用のタッピングビスは同梱して欲しいです。このトラップのために年末に何回もホムセンに往復したこと絶対に忘れないから!!

また、代理店があるにも関わらず、日本語の説明書がないのも若干のマイナスポイントかなと思います。まぁ読めなくてもなんとかなってしまうので、言いすぎかもしれませんが。

おわりに

と、言うことでラブリコの施工についての文章が大半でした。

とにかく時間がかかるのが2×4の良い木材の選定とヤスリ掛けです。塗装も乾燥待ちになるので、作業時間は6時間くらいですが、待ちが結構多い作業になります。作るのであれば、一気にやること、そのために2〜3日マージンをとって作業に臨むことが大切です。

ブラケットの方は純正パーツだけあってかなりクオリティーが高いです。高額なことも頷ける仕様なのでiloudユーザーなら買って損はないと思います。机も広くなるし。

まぁそんなこんなで大変おすすめです。興味がある方は是非参考にしてみてください!

 

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