はい、どうも。ゼロから始めるアヘバス管理人、DJまくたんです。今回は前回に引き続き入門者向け記事。
前回ポストではDJがどんな事をやっているか、現場とその他のお仕事について解説しました。
今回の記事はDJになるためにはどんなステップを踏むべきかについて解説をしていきます。
今回の記事のスタートとゴールについて
DJデビューまでの道のりは人それぞれですが、今回のスタート地点は音楽活動は興味があるけどDJとかよく知らない、何したら良いかわからない状態をスタート地点とします。
この人たちのことをこのブログでは入門者と定義づけます。
今回のゴールは入門者がDJを人前で披露する事をDJデビューと定義してお話をします。DJデビューが完了したら入門者から初心者、という風に定義します。
DJになるために必要なステップとは
DJになるために必要なステップは以下の5点
- 音楽を聴く
- 音楽イベントに参加する
- DJ面白そうと感じる
- DJ機材やDJアプリを触ってみる
- 人にDJを聞かせる
音楽を聴く
前回ポストでも解説しましたが、DJとは音楽を途切れることなく流す役目です。音楽を聞いて楽しんでいる人がこの記事を読む対象の方です。
そもそも音楽を聴くのが好きじゃないと言う人は何故このブログを開いてしまったのか、自分の胸に深く問いかけてみるということが大事かと思います。有名無名はさておき、音楽を日常的に聞いて楽しみましょう。リラックスが大事です。
音楽イベントに参加する/DJの動画を見る
ライブハウス、クラブイベントでも、公民館でも、野外でもDJというパートの人は色んな所に出演しています。なんでも構わないですので、DJが出演している音楽イベントに参加してDJがどんな感じなのか様子を見てみないと魅力はわからないと思います。
動画でも構わないですが、イベントに参加するほうがよりダイレクトに楽しさがわかると思います。
個人的に好きなDJ動画はこれ
DJ面白そうと感じる
このあたりでDJがどんな雰囲気か掴むことができたんじゃないかなと思います。ちょっと面白そう、楽しそうかもと思ってもらったほうが恐らく今後の良い成長が期待できると思います。
難しそう、大丈夫かな?と思っている方も勿論大丈夫。とにかくDJに興味をもっているということが大事です。
DJ機材やDJアプリを触ってみる
ここからの話がアヘ顔バッドアスギークで一番得意な分野。
まずはともあれ、DJアプリを触ってみましょう。
おすすめは無料アプリのdjay
djay - DJ アプリ& ミキサー
カテゴリ: ミュージック, エンターテインメント
iphone ipad で動作するiosでも、google系のAndroidでもどちらでも利用ができます。
近くに楽器店がある場合は一度DJ機材があるかどうか確認し、試奏が可能であれば触ってみましょう。
人にDJを聞かせる
ある程度練習して勘がつかめたあなた。DJとしてDJパーティーに参加できるように行動をしましょう。
人に自分のプレイを聞いて貰う方法
初心者DJの貴方はこれから紹介する5つの方法の中から適宜チョイスして人にDJを聞いてもらう環境を作っていくことになります。
具体的な方法としては
- 各地で開かれているDJ練習会やレンタルブースに参加する
- パーティーオーガナイザーに直談判して呼んでもらう
- 公募に参加
- 自分で主催する
- DJスクールに通う
- DJ配信をする
があります。
とはいえ、紹介する方法の全てに言えることは「自分」と「他者」をあわせた最低2人以上の人間が必要になってくるという点です。
初心者、入門者には圧倒的に足りないのは知識や経験は勿論、それをのばす働きをするコネクションです。
人がいないと情報も遊び場も何も生まれないので、DJを聞いてもらうためにまずは地道な人付き合いをやっていくこと、これが一番大事な事になります。
各地で開かれているDJ練習会やレンタルブースに参加する
有志の方々がDJ練習会を開いています。TwitterやGoogle検索で「DJ練習会」と検索すると恐らく東京都内を中心にいくつか候補が出てくると思います。
地方在住者は お住まいの地方+DJ練習会で検索ですね。
私が住んでいる香川県では #つまみ部 というDJ練習会を不定期開催しています。
あとは空いている日にレンタルブースという時間貸しサービスを行っているクラブもあります。
こういったところでDJ練習をしてみると同じような境遇の方と友だちになれることもあります。練習会やレンタルブースはモチベーションも上がるので時間が合えば利用してみましょう。
そして、運が良ければそこからDJデビューの話が広がっていくこともあります。
パーティーオーガナイザーに直談判
既にイベントに通っていて慣れ親しんだ音楽イベントがあるなら主催者に声をかけるのも1つの手です。
ラウンジDJやゲストとして呼んでくれる場合もあります。
多分1回顔出したくらいではオーガナイザーも呼んでくれないと思うので、前述したとおり何回か通っていて慣れ親しんだ音楽イベントがあるなら、有効な選択肢の一つと言えると思います。
公募に参加
指定された書式に基づいて、DJミックスを応募したり、プロフィールを入力することでDJとしてパーティーに参加できる権利が得られるパーティーもあります。
腕に自身があるならそういうところに応募してみるのも良いかもしれません。ちなみにこんな記事を書いていますが、ミックス提出の公募で受かったことはありません。
ハードルが高い分、公募に入選するととっても注目されます。ホグワーツに入学したハリー・ポッターかくやという勢いなので、暇を見つけてはミックスを作って送りつけましょう。
DJイベントを主催する
知らない人に話しかけるのは抵抗がある…。人に声かけるとか恥ずかしいし…。
と言うことでアレば少人数でパーティーを企画するのも全然ありだと思います。
ホームパーティーは気の許せる仲間と楽しくワイワイできるし。箱代のかからないバーなんかで武者修行兼ねてやってみるのも経験でしょう。
使う会場や呼ぶ人によってハードルの高低はだいぶ変わってきますが、自宅でホームパーティーレベルであれば誰でもできると思います。
スクールに通う
東京、大阪、名古屋の大都市圏ではDJスクールを開講している地域があります。
(北海道、福岡、広島も風のうわさで聞いたことがあるレベル)
スクールに通うことのメリットとしては、授業料と引き換えにDJMIXの基礎を教えてくれること、早い段階でクラブ常設の本格機材の操作方法を習得できること、先生や生徒を始めとしたDJを見てくれるステークホルダーを確立できることです。
お金はかかりますが、一番手っ取り早く現場デビューできるのと仲間ができるのが良いところだと思います。デビューまでの時間をお金で買いたい人にとっては非常におすすめ。
DJ配信をする
Twitch等でDJ配信を行って、オンラインで人にDJを聞いてもらうというのも1つの手段です。
今よりももっとDJデビューのハードルが高かった時代に配信DJをすることスターダムを登ったDJ、okadadaさんのXmasの奇跡※1や、MU2020という配信イベントをきっかけにひょんな事からアイドルマスターのコンポーザー、Taku Inoueと共演することになる「びばえいち」さん※2の事例もあることからDJ配信も目立つための1つの有効な手段と言えるでしょう。
チャンスをものにするためにはコツコツと努力を積み重ねることが大事なので、見られているという意識を持ってDJ配信に臨むのは現在のDJシーンで必要なことかもしれません。
※1https://togetter.com/li/2219 滋賀県の6畳間からUstream配信をしていたDJ、okadadaのチャンネルにいとうせいこうが降臨。同時視聴者数が2000人を超える快挙を達成し、全国区プレイヤーに
※2 https://togetter.com/li/1490638 MU2020終了後、同人作家びばえいち氏にチャンネルレイド→DJ機材購入。視聴者1000人で初DJというパリス・ヒルトン並の注目度で鮮烈なデビューを飾った後、アニソンDJ聖地、秋葉原MOGRAでTaku Inoueを邂逅するというインターネットドリームが詰まった嘘のようなホントの話。
まくたんの場合、どうだったの?
どうも、好きあらば自分語り、DJまくたんです。
恐らく9割の人は興味が無いと思いますが、一応自分の話もしておきます。
この中で一番最初に私が取った手段はパーティーオーガナイザーに直談判でした。
友達が主催しているパーティーに出させてくれと言ったらなんやかんやでオッケーが出てDJデビューです。
学内の友達しか集まらない小さなアニクラだったのですが、めっちゃ楽しかったです。
今振り返って思うことがあるとするなら、一人だけで俺がDJ!私がDJ!と言っても中々人前で披露する機会は得られないです。
DJデビューをするためには協力してくれる人を見つける事が必要不可欠ですので、最終的にはほとんどの人が前項で紹介したすべての手段を試していると思います。
どれか1つに絞って活動するよりかは満遍なく色々遊びに行ってみるのが良いと思います。
まとめ
- DJデビューの定義は人前でDJプレイをすることとする
- 人前でDJプレイをするにはいくつかのステップが存在する
- 続くかどうか分からなくて不安ならDjayをスマホにインストールしてみよう
- DJの楽しさがちょっとでも分かったらいろいろな場所に遊びに行ってみよう
- 友達を何人か呼んでホームパーティーも楽しいからやってみるのも良いかも
- 一番手っ取り早く現場デビューしたいならDJスクールもおすすめ
何はともあれ、練習と必要な道具集めが出てきますので、次回はそれについての解説。