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【届いて3秒で解体】thinkbook14 gen2レビュー 

どうも、アヘバス管理人です。

5年ぶりのmy new pc

今回はthinkbook14 gen2のレビューになります

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thinkbookとは

thinkpadシリーズの兄弟分で、thinkpadより下、ideapadよりも上位の位置付けのpcになります。

今回購入したもののスペックと価格については以前ポストしたセール情報記事に詳細を書いています。

開封の儀

というわけでいつも通り愛想のない段ボールです。

lenovo製pcはこのモデルを合わせて3代目。会社のpcもlenovoで統一しているのでもはやマブダチです。

開封するとpc本体、充電器、シリアルナンバーが記載された紙とサポートの印が出てきます。

旧筐体との比較

Thinkpad t470sと比較すると、重さは変わっていませんが、14インチの画面サイズを維持しつつも額狭ベゼルの採用によってコンパクトになっています。

最近のリュックサックはPCスリーブを標準で装備しているパターンが多いのですが、おしゃれなメーカーは例によってMacbook基準で作っているので、この改良は加点要素となります。

セットアップ時の注意点

画面の指示に従ってwi-fiや言語設定、マイクロソフトアカウントやらなんやらの指示が出てきます。

McAfeeの1年分のライセンスとDropbox pro1年分のライセンスが無料で譲渡されます。

McAfeeは正直ゴミでしか無いので消します。

Dropboxはお好みでどうぞ。

シン・開封の儀

さて、thinkシリーズといえば分解改造が比較的容易というメリットがあります。

という事で早速メモリとストレージを交換していきます。

裏蓋

thinkbookを分解する上で1番の難所となっています。

まず、裏蓋のネジは結構厳重。

裏面ビスを全部開かないといけません。

加えて4本の独立ビス。失くしやすいので気をつけましょう。

隙間ができたところで車の内装外しや最悪、マイナスドライバーなどで蓋を剥がすように開けていきます。

メンテがしやすいことがthinkシリーズの利点なのですが、この機種に限ってはかなりやりづらい印象です。

開腹するとこんな感じです。

ちなみにヘラを使用したにもかかわらず私はツメを折ってしまいました…。

 

SSD

メインボードでまずいじっていくのはSSD。

フリーソフトであらかじめ作っておいたクローンと取り替えていきます。

内蔵されているのは延長用のアダプターが取り付けられているtype2242のSSDです。

Samsungのバルク品なので、パーツ自体の安定度は高いと思います。

こちらは先端のネジを緩め斜め方向に抜き、逆の手順でセットアップして終了です。

メモリ

世代が進みメモリコントローラーがPC4-25600 DDR4 SDRAM(DDR4 3200)になりました。

オンボードで8GBの物がついていますが、これに8GBのメモリを足して能率をあげます。

変動はあるものの、4000円台で8GBのメモリが買えるなんていい時代になったなと思います。

空のメモリスロットにヒートシンクのようなペラいアルミ板が付いています。

結構強力な粘着テープで取り付けられているので折り曲げないように注意を払い、メモリスロットを露出させます。

T470sとは異なりメモリラベルがボード側になるので注意が必要です、

後はSSDと同様、切り抜きの向きに注意しながら斜め方向に差し込み、ロックがかかるまでボード側に押し込みます。

ロックがかかるとカチッと音が鳴ります。

SATAストレージ

thinkbook14 gen2はデュアルストレージ構成が可能です。

アルミ箔のようなものも含めマウントがねじ止めされているのでまずは全て分解。

ファクトリーライクなスペーサーがついているのでここからsataコネクタを取り外します。

細いケーブルなので切断しないように注意しながら上に引き上げるとコネクタが取れます。

取り外したあとのスペーサーは不要なので、ダンボールにて保管しましょう。

あとはSSDをコネクタにしっかり接続して、マウントのネジを止めて元に戻して完了です。

上位機種、下位機種との違い

上位機種との違いはキーボードとメインボードです。

キーボードに関しては明らかにthinkpadと比べるとトラックポイント(赤いぽっちり)がオミットされ、キーストロークが浅くなってます。

下位機種のideapadと互換があるのでここはもう諦めるしかないです。

また、メインボードにコネクタ類が多くねじ止めが多いです。

パーツを細かく分解することができる反面、小さく重量が積み重なって1.5kg台となっていると感じます。

加えて放熱関連のパーツも簡素なものが多くこの辺りは値段なりと言えるでしょう。

下位機種のideapadと比較するとacアダプターではなくUSB pdの充電口を備えていることがアドバンテージです。

特に充電器に関しては45w以上のUSB-CであればMacBookと互換性があるので万が一忘れても何とかなるようになりました。

Nano2の記事でも触れましたがもちろん使用可能です。

総評

同スペックでも筐体ランクが下がるとどうなるか、と言う事も念頭におきながら購入しました。

値段なりのコストカットはヒートシンクやねじ止めなどから感じましたが、ハードウェアインストール時以外は基本的に開閉しないので問題ないと感じました。

それよりも今時珍しいビジネス向けの端子がほぼ全部載せに加えてデュアルストレージも可能なことを鑑みると2021年モデルの中でpcdj用途でこれ以上のWindows機は無いのではないかと感じます。

同スペックのm1 macと比較して4万円のアドバンテージと拡張性のあるthinkbook14 Gen2はかなり狙い目だと思いますので、今からpcdj始めたい人は候補に入れて欲しいモデルです。

 

 

 

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