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m1 macbook air レビュー

どうも、アヘバス管理人です。

今回は、my new gear、m1 macbookairを購入したのでサクッとレビューしていきます。

 

購入理由

前回ポストでも述べましたが、円安の影響で値段が爆上がりした結果、m2 macbookair pro共に全く魅力がなくなってしまいました。

 macbookair、円安で値段爆上がり

また4年くらい待つ感じかなぁと思ってた矢先に在庫限りで旧価格のm1 macbookが売られていたので、思い切って買ってみました。

thinkbookは元々本業の作業用pcのつもりで購入したものなので、副業で使うのはゴニョニョみたいな事情もあります。

スペック

8コア 7GPU m1チップのメモリ16GB、ストレージ512GBで16万5000円の物を購入。

リンク先はメモリ8GBのものです。

DTMもやってみたいのでこれで様子を見てモデル改定や習得スキルに合わせて筐体をプロにするかどうかを検討していきます。

applecareはいるいらない?

個人的には不要だと考えていますので、applecareはつけませんでした。

applecareの良いところはテクニカルサポートと修理費に対するディスカウントが効く事です。

しかしながら、アヘバス管理人はテクニカルサポートを頼るなんて女子供はやる事だと思っている上に、自前でサーバー借りて他人のおせっかいを焼く記事を書いているような男な訳です。

頭を下げ、あまつさえお金を差し出して操作を教えてもらうなんてした日には口が裂けてしまいます。

と言う事で、applecareは修理のディスカウントの為に入るわけですが、そう捉えたとしてもやっぱり割高ですね。

個人的にはバッテリーの交換保証の為の権利だと考えていますが、バッテリーの曲線って4年でガクガクッ、と下がる感じなので3年間の補償ってあんまり意味がないわけですね。

物損に関してもそんなに嫌なら携行品損害保険かけておけばPC以外の全ての持ち物にかかってくるので、careはいらないですね。

メモリやストレージ容量について

Mac製品全てにいえる事ですが、基本的に後からストレージ容量やメモリを増やすことはできないので、必要と思われる量の1.5倍は欲しいところです。

PCDJ用途だけなら恐らく、8GBで十分です。SSDは運用次第で256GBでも問題ありません。

しかし、SSDは大容量になればなるほど読み込み書き込みの速さが増えるので、外付け運用するとしても、ケチらないほうが良いかと思います。

 

開封の儀

と言う事で能書きを並べていったところで、開封の儀を始めていきます。

段ボールの時点で凝った作りをしており、持ち手を引っ張ると化粧箱がプルアップする仕様になっています。

環境負荷を低減する為に再生アルミニウムは使いますが、最新モデルは充電のためだけのケーブルを作ったり、iPhoneにはlightningケーブルを継続したり、化粧箱は変わらず採用したり言ってる事とやってる事のチグハグさがアメリカンでとっても素敵だと思います。

やたら開けにくい箱を開けると本体とその奥から充電アダプタとケーブルが出てきますが、airに付属する充電アダプターは30wしか出力しないので、pd充電に対応するWindows pcのほとんど全てに使用する事ができません。

リセールにも関係してくることかと思いますので、基本的に純正品の充電機器は使用しません。

(ま、本当にリセールがどうとかきにするならサムネイルのようなステッカーボムはしてはいけません)

 winと比較してmacはシステムを開けづらい

さて、ここからがファーストインプレッション。

win歴20年の私は初めてmacを使えるように色々と設定なんかをしていくことになるんですが、winと比較してめちゃくちゃファジーと言うか、とにかく中を見られたくないと言う印象。

語彙力がなくて本当申し訳ないのですが、winとmacは同じ感覚で使えないというか、iPhoneとpcくらいの差を感じました。

多分このmac osの仕様ありきでスマホがあの操作体系になっているって言う感じですね。

とは言え、システム内部に入ってどうにかしなければならないのはもう少し先の話になりそうなので、Winで感じたPCライクな操作よりも、どちらかと言えばiphoneなんかのスマホに近い操作感だと覚えておけばいいと思います。

そう言う点ではスマホ全盛期で来ている今のティーン達の方がMacに向いているかも知れませんね。

winと比べてファイル整理がやりやすい

諸事情ありまして、私のSSDは中身がぐちゃぐちゃなので隙を見つけてはSSD内とレコボのコレクション整理を行なっておりますが、Winと比較してファイル整理が非常にしやすいです。

Winと比較して直感的に使える仮想デスクトップとFinder自体がタブブラウザの概念を持っているので、ファイルの移動や削除に迷いがなくなりました。

そして、普段DJで使っているRekordboxをはじめとしたDJソフトやミュージックアプリの起動が非常に早い。
快適さはWindowsの比ではありません。

後述しますが、同じインターフェイスを使ったSSD内ファイルの検索が早く、ファイル整理がwinと比べてやりやすい印象です。

一度使うとWinに戻れないと言う諸氏の発言の真意がようやく理解できた気がします。

winよりもUSBの動作の信頼性が高いがやはり、ポート数は心許ない

このブログで何度か取り上げたthunderbolt3/usb-cの不具合ですが、外付けSSDが1発で認識するので、不具合箇所の特定が早くできそうです。

しかしやはりUSB-C2本のみは心許ないですね。

Rekordbox6になってからDDJ-XP2を増設したので、

CDJ用端子×2

外付けSSD用端子×1

ミキサー接続用端子×1

DDJ-XP2用端子×1

電源用C端子×1

の合計6個のUSB端子をどのようにマネジメントするか、というのが私の中での喫緊の課題となりました。

USB -A端子×5とPD端子のハブは別途電源が必要なドッキングステーション以外にないので、2つのUSB-Cハブを使ってやりくりすることになるとは思いますが、端子がどちらか1個が死ぬとその時点で詰みになるので、マジで助けてくれって感じです。

電池持ちが脅威的

M1チップといえば下馬評では圧倒的な電池持ちをあげられていましたが、マジでやばい。

HID接続で1時間DJを行いましたが、バッテリーが8割切らなかったので、効率がめちゃくちゃ高いですね。

スリープモードで1日放置しても、Winの場合は2割切った状態ですが、M1 Macはスリーブ中のバッテリー消費がほとんどありません。

どういう理屈かはわからないのですが、驚嘆を隠せません。

普通なら作業しようと思ったら、まず電源が取れるところを探してそこからが全ての作業のスタートですが、このmacは「それじゃあデスクトップと何にも変わらないじゃん」と言わんばかりの高効率です。

DJにしろ文章にしろ、制作作業は瞬発力が一つの重要な要素で、思いついた事をタイムラグなしにどれだけ忠実に出力できるか、と言う点ではこの異常に効率の良いバッテリー環境はある種のエポックメイキングであると言わざるを得ません。

Windowsで言うところのHaswell世代の時に感じた「俺の想像している最強のモバイル環境がついにやってきた!」という感動が味わえると言うことであれば16万5000円も無駄ではないのかなと感じます。

総評

結論から言えば不満点はあるものの買ってよかったと思いました。

良かった点
  • Finder、ミュージックアプリ等、DJがよく使うソフトがWinのそれより素早く動く
  • USB-Cの動きが最適化されており、Winと比較して動作が堅調
  • 圧倒的バッテリー性能の向上。それに伴うアウトプットの生産性の向上
  • たとえ値上げ後の価格だったとしてもm2と比較してコストパフォーマンスに優れている。
不満点
  • Winと比べるとシステムに入りづらい為、長い時間使って不具合が起きた際に必ずサポートに問い合わせをしなければならないコストを抱えることになったこと
  • USB-Cポート×2はPCDJにおいてどう考えても間に合わないので何かしら対策が必要なこと
  • 高価なこと

不満点は分かりきっている事ですが、良かった点は触ってみるまでは分からなかった事だったので、Winも触っていて良かったなと言う印象です。

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