どうも、アヘバス管理人です。
最近J-popやアニソンをゆるくかけてよふかしのドキドキを思い出すイベント、「よふかしのダンス」を主宰しております。
最近はアニソン原曲でDJするのが一周回って楽しくなってきたそういうお年頃なのですが、アニソン原曲DJやっぱり難しい。
いろんな方面で難しい理由は言われています。
- 歌いだしスタートで間奏が存在しない
- 間奏中にセリフが入る
- バンドサウンド系が多い。すなわち、ビートにヨレがある
- 間奏が短いので聞かせる精度が高いクイックミックス求められる
- ドラムフィルが多く、小節がずれて快感が失われる
等々、基本的にロックDJ、アイドルDJと同じようにそもそも扱うことに難しさがあるジャンルです。
今回は一般的なダンスミュージックDJからは難しいと言われているアニソンの中でもDJが頭抱えるような難しさのかっこいいアニソンSurface「さぁ」の仕込みを紹介したいと思います。
surface/さぁ
というわけで、まもって守護月天! OP「さぁ」
スラップベース(ベース弦を三味線のように指で弾いたり引っ張ったりする奏法)のパンチ力と華やかなホーンセクションとセクシーなボーカルということでモリモリなわけですよ〜。
ただ、この曲カッコよすぎて次にかっこよく繋いでいくのがめっちゃくちゃ大変です。
1コーラスで繋ぐのはかなりキツい
と言うわけで、1番サビ終わりの間奏がこちら
アニクラでDJする際は概ねテレビサイズ、1コーラスでテンポ良く繋いでいくことが基本ですが、アウトロがギターワウのリフとスラップベースの2小節、しかも前ノリでボーカルが2小節のループ前から歌い始めるので、間奏が1.5小節しかない。
と言うことで、物凄く短い。
短いなりに対策をするとなると、
- 1小節をループさせてミックス
- 2小節目のホーンに合わせてカットイン
この2択ですが、ループさせるにしても1小節を8回ループさせるのはなんとなく冗長な雰囲気が出てきます。
後者のカットインは、せっかく踊れる感じなのに、良くも悪くもカットインでバキバキ変えていくのもやや微妙。
「さぁ」自体が盛り上がるアツアツアンセムなので、これをぶった斬って次の曲!って言っても安パイになる選択肢がないと個人的には思っています…。
テレビサイズ風を作って間奏を引き伸ばす
と、言うことでスラップベースとギターワウのかっこいい活かし方が出るまで、こう言う繋ぎをすればいいんじゃないかというレシピ紹介。
HotCueAを00:42(00:42:702)に、HotCueBを(02:30:532)に設定します。
Aは1番サビ「さぁ 噛み砕いてくれ〜」の「さぁ」の部分、Bは3番サビの「さぁ 噛み砕いてくれ〜」の「さぁ」なので、HotCueAに差し掛かったらBを押せばTVサイズ風が作れます。
SEがないのであくまでテレビサイズ風です。
後奏がちゃんと8小節になると割と気軽に使えるようになるのかなと感じます。
余談
ちなみに鈴木雅之のDADDY DADDY DOもこの技を使うと楽になります。
間奏4小節しかないのに、マーチンがえげつないビブラートで1小節消し飛ぶので、Hot Cue Bで間奏が8小節あるAメロ入り前のサビに戻ってくるとミックスがものすごく楽になります。
Cはそのままラスサビまでいくパターンですね。トリの時にしか使えません。
毎回HotCueをアレするのが面倒くさいなら、DAWで処理するのも1つの方法です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
キレイに繋ぐのが難しいアニソン紹介と題してSurface「さぁ」を紹介させていただきました。
この記事がどこかの誰かの役に立つことを願うと同時に2022年7月9日開催のアニソン、J-popを聴きながら夜更かしをしようをコンセプトに立ちあがった弊パーティー、「よふかしのダンス」のご来場者が増えてくれることを願いつつこの記事の結びといたします。
Twinviteで参加表明をするか、googleフォームで申し込みをすると、入場料が500円安くなります。是非遊びに来てください〜