どうも、先日のWindows7終了に伴い3台のPCにWin10クリーンインストールを行ったしがないIT担当者、アヘバス管理人です。
クリーンインストール、地獄ですね。もう二度とやりたくないが、何度でもやることになりそうです。方法についてはまた別記事でまとめて公開します。
さて、今回の話はWin10をすでに導入している私のメインマシンをわざわざクリーンインストールした話とその経緯についてです。
結論から申し上げると無銘ブランドのType-C製品は使わないほうがいいという話。
特に新型のMacbook Air、Proユーザーに関しても結構関わりの大きい話だと思うので、対岸の火事だと思わずに読んでいってほしいです。
1/30 追記
下記記事はそのまま残しておきますが、どうやら物理障害で壊れたのではなく、当初の読み通り、Windowsの論理障害くさいぞ、ということがわかってきました。
https://support.lenovo.com/jp/ja/solutions/ht508988
レノボでも、対策用のドライバアップデートが配布されており、私が使っている機種も対象でした。
復旧などについては引き続きまとめていきます。
Thunderbolt3、壊れる
事の発端は昨年の春。
私が使っているThinkpad T470sはThunderbolt3端子を使ってデータを高速に読み書きができるので非常に重宝しておりました。
しかし、昨年の春以降にThunderbolt3端子を使ったデータの読み書きができなくなってしまいました。
最初に思いついたのはマイクロソフトが行ったWindowsのメジャーアップデート、 may 2019 updateの際に、更新が上手く行かなかったからだと思っていました。
may 2019 updateの不具合については結構深刻で、updateの際に必須のwi-fiに繋がらなくなるなどのドライバに関する不具合が相次いで報告されました。
Tech界隈の記事でも大きく取り上げられたので、気になる人は調べてみてください。
筆者のPCも上手く更新できていなかったので、是正までに結構苦労した覚えがあります。
しかし、Thunderbolt3が一個潰れたとしても、3つのUSB-A端子は使用できるので、特に問題ないと判断しそのままThunderbolt3無しでずっと利用してきたわけです。
そして、2020年の1月。一念発起して、クリーンインストールを敢行。Thunderbolt3端子を使った高速通信を蘇らせると決意し、クリーンインストールを無事終わらせることに成功しました。
無事にインストールできましたが、Thunderbolt3端子は蘇ることはありませんでした。
原因は何なのか
と、言うことで当初の仮設であった「Windowsアップデートの失敗による論理障害」ではなく、「外部デバイス、もしくはケーブルに起因した物理破損」になりそうです。
当時使用していたものは
これと
これ
Salcarはすぐにリタイヤしたので、ineoに変えましたが、これもすぐにおしゃかになりました。
Type-Cは物理破損を起こしやすいことは当時から言われており、ケーブルの太さと反比例してピンが異常に多いことに加え、製品ごとの個体差が強く、奥まで差し込めずに回路がショートしやすい問題がありました。
ぶっちゃけお金がないからと言って安いものを買ったのが良くなかったのかなと言う印象です。
LenovoのType-Cの修理は高い
Lenovoに限らず最近のPCは軽量化のためにオンボードと呼ばれる方式をとっています。
オンボードは基盤に直接取り付けることでより部品点数を少なくして、軽くするという方法です。
少し昔のPCであれば、各パーツがモジュール化されていたので、故障した部分だけを交換してやれば、修理ができたのですが、私が使っているT470sはThunderbolt3端子がマザーボードと直接つながっているようなので、修理しようとすると工賃と合わせて11万円くらいになります。
私はしばらくThunderbolt3を封印したPCの使用を余儀なくされそうです。
おすすめの製品
規格の乱立が激しすぎてこち亀コラが作られるレベルのType-Cケーブルですが、BelkinやAnkerといった安定したブランドからようやくまともなケーブルが販売されるようになりました。
Anker Power Lineは現状別PCに対応のSSDで読み書きをするときに使っていますが、コネクタの抜き差しも結構かっちり目に作られているのと、定期的に開催されるアマゾンのセールでも値引き対象になり始めたので非常におすすめです。
ケースはエアリアのS255を使っています。これもケーブルが奥まで刺さるので回路のショートと言った物理的な障害に悩まされずに済みそうです。
人柱になりまくってようやく得られた貴重な情報なので、参考にしていただければと思います。