どうも、アヘバス管理人です。
新pcを選定するにあたって色々吟味した結果、2022年のこの時期になるまで全く気が付かなかったシリーズの話をします。
Windows pcでTraktor pro3/Serato DJ proを使うのはやめた方がいいと言うお話。
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適切なアップデートがあったならこの記事は即座に削除し、主張を撤回するものとする
今回の話はTraktor/Seratoをインストールする際に付随するセキュリティ上の問題の話になります。
適切なアップデートで対処されるのであればこの記事は即座に削除して主張を撤回します。
WindowsでTraktor/Seratoを使う場合のセキュリティ上の問題とは
WindowsでSeratoを使う場合のセキュリティ上の問題はm4a、mp4ファイルを読み込む為にQuick Time 7のインストールが必要な事です。
Quick Timeをインストールすることによって連絡先をはじめとする各種個人情報を抜き出される可能性、ランサムウェアをはじめとする有害なウィルスに対しての脆弱性をわざわざ背負うことになります。
Windows版Quick Timeの開発は既に終了している
開発終了と言うことは脆弱性の修正に対応していないという事になります。
Quick Timeに関していうと以前のポストで紹介したレコボ5とは比較にならないレベルで使用されていたツールになりますので、レコボ5よりも攻撃を受ける確率が高い脆弱性と言えるでしょう。
脆弱性を回避しようとするとTraktor/Seratoは使えない
例によって脆弱性を回避する方法は2つ。
- インターネット接続をしないスタンドアローン機としての使用
- 該当プログラムのアンインストール
この2点になりますが、脆弱性を回避しようとするとTraktor/Seratoが使用できない問題が発生する為、現状詰んでます。
インターネット接続をしないスタンドアローン機としての使用
Traktorはともかく、Serato DJを使用する為にはインターネットに接続しアクティベート認証を受ける必要があるので、スタンドアローンで使用し続けるという対策は現状難しいです。
該当プログラムのアンインストール
Quick TimeをインストールせずともTraktor/Seratoは利用可能です。
ただし、aacコーデックの音源を再生することができなくなります。
具体的に困るポイントはというとiTunes storeで購入した音源はTraktor/Seratoで使用できなくなります。
Rekordboxは問題なく使用できますが、SeratoはiTunesで買った曲を再生することができません。
iTunesで買った曲をどうしてもWindows環境のTraktor/Seratoで使いたい場合はiTunes上でmp3にエンコードすれば使用できますが、手間がかかる上に音が悪くなるので推奨できません。
おわりに
macではiTunesのライブラリが使えなくて大変そうだなぁと思っていたのですが、Windowsに関してはもっと早くに縁を切られていたようです。
Traktorはともかく、DJキャリアの半分を苦楽に共にしてきたSerato DJにまさかこんな形でお別れを告げる事になるとは思ってもいませんでした。
プロという響きに踊らされていたなんてとっても悲しいです…。DJなのに!
余談ですが、プロという響きに異常に敏感な男が主人公のはちゃめちゃに面白い漫画があるのでリンクを貼っておきます。