どうも、アヘバス管理人です。
今回はひとまずの到達点、cdj-2000nexusとdjm-900nxsのフルセットをお家に迎えた所感について表明していきたいと思います。
あんまり合理的な判断ではない
自宅でパーティーするならddj-1000やxdj-rx2等のオールインワンや大型コントローラーの方がはるかに向いています。
理由としては以下の3点
- 上位コントローラーと性能が変わらない
- 場所をとても取る
- 小型コントローラーよりも機能が劣る
上位コントローラーと性能が変わらない
ddj-1000のサウンドカード性能ならびに再生周波数帯域はほぼ同じです。細かいところで言うと、内部回路にグレードの差はありますが、数値上のスペックは同じです。
そのくせflacやapple losslessは使えません。
コスパという観点で言えば中古流通価格が12〜15万円のcdj-2000nxsを1セット2台を今から中古で調達する理由はほとんどありません。
・場所をとても取る
自明の理ですが、一般的な学習机とほぼ同じだけの設置スペースが必要になる事、ミキサー含め電源を3つ取られるのは結構痛いです。
コストとはお金だけではなく、手間、時間、場所それぞれ全てにかかってくるものです。手に入れて初めて失ったものの大きさを人は知るという事であります。
コントローラーよりも機能が劣る
ddj-400とcdj-2000nxsで出来ることの差は殆どありません。
なんならddj-400の方ができるプレイは多いです。それに安い。
どうして買うのか
さて、クソボロに言いましたが購入しようと思った理由は以下の3点。
- ブログ記事を書くため
- 持ち出しパーティーの機会がある
- お手頃プライス
ブログ記事を書くため
pioneer DJのWebマガジン、High frequencyさんや、各種スクール、楽器店、ブロガーはこぞって最新機種のレビューを上げています。
しかしながら、旧機種の2000nxs、900nxsに関しては取り上げてる記事が少ないという印象です。
首都圏の方がクラブで遊んでる方が多くDJも多い上に最新機種を導入しているお店も多いので、ある種当然の話です。
しかしながら、地方都市や小箱では依然として2000nxsが主力であり、こちらでプレイする機会の方が圧倒的に多いです。
ddj-400やddj-1000を使って練習をして、本番は現場の機材で、という筋道は立っていても、現行のDJコントローラーよりも機能制限がある機材を使う場合のアジャスト方法は幸か不幸か伝えてる人が誰もいないので私がなんとかしてやろうと言う魂胆です。
もっとも、記事書くの面倒臭いんですけどね!あはははは!
持ち出しパーティーの機会がある
読者の中の一部の人は知ってるのですが、コロナ禍がなければ本業の関係で機材を持ち出してパーティーをする予定でした。
以前のポストでRekord box DJのアップデートについての不満をお伝えしました。
しかし、あんな事は言ってもpioneer DJの市場シェアはひっくり返らないし、世の中で考えられる全ての接続方法を試すことができるcdjは結局パイオニア製だけなので、どんな人がどんな接続方法を試したとしても、対応できる機材はやっぱり需要があるわけです。
複数人が操作することを想定しているなら、値段は張りますが、コントローラよりもCDJの方が無難なのかなと感じます。
お手頃プライス
現行の2000nxs2の実売が27万円に対して、半値の13〜15万円で中古流通はそれだけで魅力です。
2000nxs2の1台分の値段で前世代のフラッグシップモデルが買えるって結構お買い得だと思うんですよね。
いや、財布が痛いのには変わらないので、非合理的な判断ですよ。
結論 目的意識がはっきりしていればお買い得
マーケティングの世界ではAIDMAと呼ばれる消費者行動があります。
- attention(注意を引く)
- intarest(興味を持つ)
- desire(欲する)
- memory(記憶する)
- action(実際に購買に至る)
この5つの頭文字をとってAIDMAと呼ばれています。
DJ機材というのはマーケティングの塊です。
クラブに出入りする事でcdjに注意を引かれ、DJに興味を持ち、やがて機材が欲しくなり、機材の事を時々考えるようになり、実際に購入するという欲望に弱い我々に的確にアプローチするそんな存在であると言えるでしょう。
そんな中で機材ジャンキーの我々が唯一行える事は自身の行為の正当化だけです。趣味への投資は自身にとって必要であっても他人から見ると無駄に見えますからね。
私が私自身を庇ってあげないと誰が私を守るというのでしょうか、という話です。
従って、目的意識がはっきりしているならば、cdj-2000nexusを購入するのは非常に良い選択であるでしょう。
少なくとも購入した私はそう信じたいわけであります。惰性や妥協で払うお金ほど悲しいものはありません。
少なくとも私は200%この機材を使いこなしてやります。