雑記

iTunes 終了の報道と影響と今後の対策

どうも、先週土曜の昼下り、いつものように仕事をしていたら寝耳に水事案で慌てふためいているアヘバス管理人です。

今回はiTunes終了のお知らせについて

ヤバイヤバイと騒がれていますが、おそらく我々DJの音源管理は今後もアップルに依存していくのではないかという話です。

WWDCにてリーク情報通りitunes提供終了について触れられる

WWDCとはアップルの開発者向けカンファレンスの事でだいたい一週間くらいかけて行われるガジェットオタクにとっての初夏の風物詩です。

WWDCの初日にソフトウェアのアップデートやiphone以外の製品アップデートの知らせが公開されるようになっており、Macやiphone等を利用している我々ユーザーからしても注目度の高い内容になっています。

さて、今回はiTunesがそれぞれ個別の機能を持った3つのソフトに分かれるという話でした。

https://mobilelaby.com/blog-entry-itunes-for-mac-end.html

https://www.gizmodo.jp/2019/06/ios13-itunes.html

詳しくはこれらのリンクを確認していただけたらと思います。

itunesが終わると何が問題なの?

基本的にDJ環境を構築する上で以下のような特徴を持っている人は環境設定を大きく変えなければならないレベルの大きな影響が出ます。

  • iphone使用者で尚且つitunesで作成したプレイリストをDJソフトに流用しているMacユーザー
  • ipadでDJを行っている

iphone使用者で尚且つitunesで作成したプレイリストをDJソフトに流用しているMacユーザー

今回のitunes終了の予告はMac OSだけです。

https://japanese.engadget.com/2019/06/06/macos-itunes-windows/

Macユーザーは全員影響が出ますが、Windowsユーザーは直ちに影響が出るわけではなりません。
従って、Windowsユーザーの私がこのトピックを取り扱う理由はあんまりなくなっちゃいましたが、だからといって投げっぱなしでこの話を終わらせない事をここでお約束しましょう。

さてWindowsで運用している私もそうですが、DJのセットリストを個別のDJソフト(Rekordbox DJ、Traktor、Serato)ではなく、iTunesで作成したものを一部もしくは全て利用しているDJは影響が出ると見て間違いないです。

今回の予告はitunesという古いソフトウェアがMusicという新しいソフトウェアにそのまま置き換えられる、つまり更新ではなく、刷新という扱いになるのでitunesのプレイリストがそのまま不具合無しで利用できるかどうか、DJソフトウェアがいつまでに対応してくれるか、それらが全てわかりません。

悲しいですが、Musicアプリが提供開始された場合はなるべくMusicアプリへの更新を避けなくてはならないのですが、Musicアプリを未インストールのままだとiosアップデートやバックアップに支障をきたすでしょう。

ipadでDJを行っている

今回のカンファレンスではipad用のios自体も別のOS、ipad OSになるということで、旧来アプリとの互換が怪しいところです。プレイリストは気合があれば各DJソフトに手動で移せますが、osの移換でのアプリの動作保証やその他対応状況の見通しについては天地が逆さまになったとしても対応ができないです。

煽るわけではないけれどios DJを検討しているのであれば、今のうちに市場に出ているipadを購入することを勧めます。そして、なるべくosのバージョンが安定するまでアップデートは控えるべきです。

DJが個人でできる対処法

さて、Musicアプリに統合されたとしても、itunesでできていた音楽管理機能は今まで通り機能すると報じられていますが、ここ最近のiosの不具合等を鑑みるとローンチはほぼ間違いなくコケると思っていて間違いありません。

従って、我々ユーザーにできる事はそれは…これです!

アップデートはできるだけ待つ。

これだけです。

アップデートしたい誘惑にかられても、安定版がでるまでは基本的にはMac OSをアップデートしない、iosをアップデートしない。

それだけなんです。

あとはDJソフト会社の対応が完了次第、OSアップデートやDJソフトのバージョンアップを行っていく形になるでしょう。本当にしょうもないこと言ってごめん!

WinユーザーもMacユーザーもいずれはアップデートするべき

安定版が出るまで待つとはいえ、Musicアプリへの移行は基本的には必要だと私は考えます。

機能集中によって肥大化したitunesはどのバージョンを利用したとしても何らかのバグは含んでいましたし、現在のitunesの使用感がとても優れているとは言えません。

(ことWindows版はかなりモッサリしている)

3つの独立したソフトウェアに生まれることで処理の高速化、プログラムの安定化、そしてDJソフトとの互換性があれば我々ガジェットオタクとしてもこんなに騒ぎ立てることはないかなって感じだと思いますしね。

まとめ

  • itunesがMacで提供終了に。
  • 次回のMac OSアップデートでitunesで統合されていた3つの機能毎にソフトが分かれる
  • itunesに該当するアプリはMusicという名称のようである
  • Windowsユーザーはしばらくitunesで提供されるため今のところは関係がない
  • 影響が大きいのはiphone×Macユーザーとios DJ
  • 各アプリケーションが安定するまではOSのアップデートは避けたほうがいい
  • 現行itunesが特段に優れているわけではないので本音を言うとアップデートはしたい

こんな感じです。まぁまったり待ちましょう。

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