防音

DJ向けの防音対策 賃貸物件の選び方

どうも、絶賛引っ越し作業中のアヘバス管理人です。

今回も気持ちが折れない限りだらだら書いていきたいと決意を新たに新企画。

少々不謹慎な内容かもしれませんが、賃貸物件で可能な限りデカい音でDJをする為にはどうすればいいのかかれこれ100時間ほど調べたので備忘録として貼っておきます。

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記事の対象者

DJをしたい!でも、騒音のクレームは受けたくない人

前提条件

 

楽器可(相談)物件以外の普通の賃貸はデカい音量は出したらいかんのよ。

という事で最善の対策は音を出さない事です。

ヘッドホンでDJ練習に勝る防音はありませんので、賃貸でのDJ練習は基本的にヘッドホンミキシングを極める事が練習の主目的となります。

ただ、なんやかんや理由をつけてスピーカーからの音を浴びたいので真剣に防音について吟味します。

DJ向けの対策方法は確立してない?

という事で、防音や遮音やらのキーワードを入力してGoogle先生に聞いてみましたが、DJ向けの防音物件というのはどうならニッチらしく、ほとんど検索に引っかかりません。

DJという趣味はpcdjコントローラーの普及と諸先輩等の活躍によってここ数年で認知が生まれてきました。

しかしながら依然として新興ジャンルの趣味にあたるので、リクなんとかさんやアパなんとかマンさんのサイトでは掲載されておらず、頼みの綱がmixiの古い書き込みとyahoo知恵袋だけだと言う事で非常に心許ないです。

ただし、近似ジャンルにオーディオ、DTM、ダンス向けの防音対策があるので、これらの対策を参考にしつつ、アヘバスお得意の「コスパの良い防音対策」を模索していきます。

今回はその前段階として物件選びの話。

防音対策の基本的な考え方

防音の基礎知識で重要なことは2つ

  1. 文句を言う奴がいなければ防音の必要がない
  2.  重たい(密度が高い)モノの方が音を伝えにくい
1文句を言う奴がいなければ防音の必要はない

そもそも論として音に対して文句を言う人間が居ないのであれば防音の必要なんてありません。

本格的な工事にしろDIYで人件費をカットするにしろ、コストがかかるのは事実なのでそれを避ける為にはまず、なるべく隣人との接点が物理的な少なくなるような工夫をしましょう。

なお、苦情が来たからと言って暴力を持ち出すのは文明社会の構成員たる私は推奨致しません。対話と相互理解を努めましょう。

2 重たい(密度が高い)モノの方が音を伝えにくい

文句を言う人間がいなくてもお外がうるさくて練習に集中できないとかそういうことであれば防音施工をする価値はないとも言えません。

そこで、もし防音施工をするなら、あるいは静かな物件を探したいという人は、構造材に重い(密度が高い)素材が用いられていれば防音に有利という事だけ覚えて下さい。

柱なら木材より金属、壁なら石膏よりもコンクリート。その他素材ならプラスチックよりゴム、ゴムより鉛。とにかく重たそうな方が音を通しにくいです。

今回はそれだけ分かってたら大丈夫な内容です。

硬いか柔らかいかはまたその後の話です。

お部屋の選び方

前項で記載した法則に則り、賃貸住宅を決める上で重要な要素を説明します。

重要なポイントは以下の3つ

  • RC、もしくはSRC構造である事(超重要)
  • 1F、もしくは最上階のなるべくなら角部屋
  • 楽器可能物件であること

RC、もしくはSRCであること(超重要)

スピーカーを使ってDJ練習するということがわかっている以上、絶対に譲れないポイント。
鉄筋コンクリート(RC造)もしくは鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)の物件を探してください。

軽量鉄骨は過去に住んでましたが、常識の範囲内のテレビの音でも不動産屋から電話が幾度となく鳴ったので厳しいです。

また実家は重量鉄骨造ですが、普通に階下に音が抜けていきます。

軽量だろうが重量だろうが関係ないです。木造は言わずもがな。

1Fで角部屋

各種不動産情報サイトでも述べられている通り、隣接した住居が少なければ少ないほど、文句を言われる確率が少なくなります。

DJで一般的に用いられるダンスミュージックは低音が強く出る曲の傾向が多く、個体振動音が強くなる傾向にあります。

なので、隣人と物理的な接点を断つ必要があり、この事情を考慮するなら1Fの角部屋が理想です。

時点で最上階の角部屋です。

ただ、こればっかりは住人ガチャの結果次第なので何ともですけれど。

楽器可能物件であること

防音施工がされている、もしくは音楽をやっている住人が生活をしているため、騒音に対してある程度寛容な態度のはず。

ただし、家賃は高くなる傾向にある事、数が少ないことがネックです。

4 その他防音や騒音における有利条件

  • ペット可能物件
  • 線路、幹線道路沿いの物件
  • ファミリー向け/分譲賃貸
  • 一軒家を借りる
  • 超田舎に住む
ペット可能物件

犬や猫といった動物を室内で自由にさせる為にそれなりの防音施工がされている場合がある&ある程度の音に対して大らかな住人が多い可能性が高いですが、例によって住人ガチャがあります。

線路、幹線道路沿い、繁華街の物件

線路や幹線道路に面している部分に関しては二重サッシを設けている場合があります。

内観で確認して二重サッシになっていたらラッキー。窓から音が漏れにくい物件です。

ファミリー向け/分譲賃貸物件

宅内を傍若無人に駆け回る小さいお子様を想定しているので、楽器可能まではいかないまでもそこそこに床や壁のグレードが高い場合があります。

同様の理由で分譲賃貸もおすすめ。鉄筋をコンクリートで固めた鉄骨鉄筋(SRC)構造を採用していればかなり当たりです。

一軒家を借りる

賃貸は賃貸でもマンションやアパートではなく戸建てを借ります。

近所と隣接しない部屋をDJブースにすれば文句を言われる確率が低くなります。

超田舎に住む

足があるならこんなところにポツンと一軒家みたいなのもアリ。家賃も抑えられるし文句も言われない。

ただし、通勤がある人はDJの練習時間とトレードオフの関係になるので、ケースバイケースで。

まとめ

という事で賃貸物件を借りる時の重要なポイントと妥協線について書きました。

・人が住んでない物件を選ぶ
・住んでる場合はRC、SRC造の1For最上階の角部屋
・楽器可能物件

この3つを予算と対照しながら選んでいきます。

難しいようなら下記のようなポイントを参考に物件選びです。

・ペット可能物件
・線路、幹線道路沿い、繁華街の物件
・ファミリー向け/分譲賃貸
・戸建賃貸
・古い間取りの物件

どの対応策も難しいならやっぱりカラオケボックスで練習ですかね…。

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