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オーディオケーブル自作はコスパが良いのか検証する

売り物みたいに見えるだろ…自作なんだぜ…

どうも、機材大好きおじさん、アヘバス管理人です。

今回は、高音質化の気になるアレコレシリーズ。

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ケーブル自作はお得なのか否かについてです。

 

音楽をやっているとケーブルは勝手に増えていく

PCDJや楽曲制作を行っていると必ずついてまわる問題の1つにケーブルが勝手に増えていくというのがあると思います。

厳密に言うと増やさざるを得なくなってケーブルを買い足していくわけですね。

ということで、一本一本の値段は大したことがなくても、これが積み重ねになると結構馬鹿にならない出費になるわけです。

そこで、私のようなミュージシャンは誰しも思うのがケーブル自作!!

実際に私の機材はケーブルを自作で補って節約をしているわけなんですけれども、実際に節約になるのかどうか、検証をしてみました。

比較対象

今回比較検証対象は自分がmogami2534というマイクケーブル推しなので、同じ線材を使用しているケーブルクラフトの同等ケーブルと比較していきます。

  • RCAケーブルの場合

税込み275円のRCAプラグ×4

税込み176円のmogami 2534 1m×2

材料費合計 1452円

  • XLRケーブルの場合

オスのキャノンプラグが352円
メスが495円
ケーブルが1mで176円

材料費合計 1023円

かかるのは材料費だけではない

と、いうことで材料費だけで思案するとケーブル自作はお買い得である事が分かったわけですが、実際には一本だけしか作らないのであればお買い得と言い難いです。

と、いうのもハンダゴテや色々と便利グッズを購入すると実際これだけでは済まないんですよね。

ハンダ制作に必要なもの

  • ハンダゴテ
  • ハンダゴテ台
  • ケーブルチェッカー
  • ニッパー
  • ケーブルストリッパー
  • クランプ
  • ハンダ
  • ヒートガン
  • 熱収縮チューブ
  • はんだごて

まずこれがないと話にならない。安くてもいいのですが、温度調整機能がある方が断然便利です。

使うとしたらHakkoかGootかの二択。

  • こて台

これも絶対必要。熱々のハンダゴテを床やアレに置くと火事の原因になるので。

  • はんだ

これも絶対必要。自分はKestarでやってます。

  • ケーブルチェッカー

ベリンガーのケーブルチェッカーを固定具代わりに使っています。これも…必要

  • ニッパー

百均のニッパーでもいいですが、男は黙ってKNIPEX

  • ケーブルストリッパー

アレば便利って書いてあったけど結局買う羽目になる。私はベッセルのものを買いました。

  • バイス

ケーブルやハンダを固定するためのミニバイス。あってもなくてもいいみたいに書かれていますが、作業机に穴を開けたくないので結局買う羽目になります。

  • 熱収縮チューブ/ヒートガン

売り物と同様のクオリティを目指すなら結局いるが、そんなに高いものでなくても良いです。自分はリンク先のものを使っています。

ケーブルの断線修理だけなら、ハンダごてとコテ台、Kestarだけで事足りますが、結局この辺の機材も買っちゃうので、大体全部揃えると1万円ちょっとかかります。

基本的にきれいに作ろうと思ったらウェブメディアや雑誌で紹介されている「あると便利なもの」系は全て必要です。

あると便利なものと紹介していますが、基本的にこれらは全部いると思ってください。

結論 10本以上の予定があれば自作するべき

と言うことで初期投資の回収を考慮すると、ケーブル制作には損益分岐点があります。

ケーブルの制作費が1本に付き半額(2000円が約1000円)になるとしたら、生涯のうちに10本以上のケーブル制作の予定があれば、基本的にペイが出来るようになります。

DJであれば、CDJとミキサーセットを持っていて、引っ越しなどで配置換えが考えられる場合は可能性としてありえます。(ターンテーブルは機種によってLINEケーブルが使えないので)

私の場合は過去にエレキベースとエフェクターを使っていたので、その際にエフェクターを繋ぐパッチケーブルを作っていました。下のリンクみたいなやつです。

ヘッドホンケーブルも自作しましたし、初期投資分は充分ペイは出来たかなという印象です。

お家の中が良く言えば楽器屋さん、悪く言えばハー○オフみたいになっている人は検討の余地があるのではないでしょうか。

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