PC 上級者向け

もっと詳しく!WindowsとMacの違いをDJ的に徹底解説

どうも、アヘバス管理人です。

今回は以前ポストした内容、PCDJ用のPC選びWindows、Macどっち?の発展的な内容の記事です。

ノートPC購入をWinとMacどちらにするか迷っていて、もっと詳しく知りたい人のためのTips記事になります。

なお、2020年後半に新アーキテクチャM1を採用したMacが発売されていますが、このポスト内ではあえて触れずにこのまま行きます。

 

記事の対象者

  • PC選びに妥協ができないこだわりの強い人
  • 購入相談を持ちかけられて、どっちを勧めたら良いかよくわかんないけど、可愛い後輩の手前カッコつけないと行けない人

この記事の対象者は以上の2点でお悩みの人向けです。

各OSのざっくりとした紹介

Windowsとは

マイクロソフトからリリースされているOSで世界で一番採用されている台数の多いOSです。
規模の経済性から値段も安価で入手しやすいのが特徴で、今の20代くらいの人は小~高校、下手すると大学のPCは全部Windowsだったのではないでしょうか。

Macとは

アップル・コンピュータという会社からリリースされているOSで世界で二番目のシェアのOSです。後述するメリットからデザイナー、プログラマ、アーティストから支持を受けています。一部の大学生協では指定品にMacが指定されていることもあり、大学生から触り始める人も少なくないと思います。

各OS搭載のPCメリット・デメリット

さて、かなりざっくりした説明ですが、それぞれのOSのメリットとデメリットについて抑えておきましょう。といっても、OS全般の話というよりも各OSを搭載したPCで一般的言えるPCの特徴についてのお話をします。

 

Windowsのメリット

  • 安価
  • フリーソフトが使える
  • サードパーティ部品である程度のカスタムが可能
  • 相対比較して豊富なインターフェース

・安価

世界で一番採用されている事もあり、Windows搭載PCは安価です。

・フリーソフトが使える

Macもここ最近はフリーソフトが出回りましたが、それでもWindowsに比べるとまだまだ物足りないです。

DJだけに限定すればあまり意味はないのですが、将来的にDTMを始める予定がある場合はWindowsでしか使えない便利ソフトなんかも存在するので、そのへんも考えておくと良いでしょう。

・サードパーティ部品である程度のカスタムが可能

少しの知識と勇気が必要になりますが、内蔵メモリやストレージ(HDDやSSDのこと)を自分で換装できるモデルもあります。

PCはパーツ単位である程度消耗していくので、最初は予算を抑えて、段々と高級なパーツに変える事で同じ環境でより長く、快適に使う事ができます。

・相対比較して豊富なインターフェース

インターフェースをざっくり説明すると、USBやHDMIやLANといった外部入力の差込口のことです。
最近のMacはUSBの形状が大きく変わったこともあり、変換ケーブルやアダプターの購入を迫られるシーンがあります。最新型のMacの場合はPCDJに関しても必ずコネクタの変換が必要になるので、地味な初期コストを抑えたいのであればWindowsが良いです。

Windowsのデメリット

  • 専用のアクセサリーが少ない
  • サウンドドライバーの種類が多く管理が煩雑
  • 映像とフォント周りが弱い
  • バックアップが難しい

・専用アクセサリーが少ない

Macに関して言えばAppleから出ているMacbookシリーズしかないので、傷防止カバーやキャリングケースも優れたデザインの物が多いですが、Windowsにはありません。あったとしても選び代が少ないです。

・サウンドドライバーの種類が多く管理が煩雑

音楽制作やDJ機器を使うためにドライバーと呼ばれる管理プログラムをインストールするのですが、Windowsは楽器用のドライバーがMacよりも企画が多く、複数の機器を使用する際にゴチャッとします。

具体的にはXP時代から存在する汎用のオーディオドライバ、ASIO、VISTA移行のWinがサポートしているWASAPI、そしてメーカー各社が提供しているドライバが混在する形になります。

ドライバーの数が増えることはすぐ慣れるんですけれど、問題は特定のバージョンの特定のドライバー同士が干渉して音声がうまく出ないことがあることです。近年リリースされたコントローラーを使用する場合は相性問題は起こりづらくなっていますが、中古品を購入する場合は気をつけていきたいところです。

ノートPCに限って言えば映像とフォント周りが弱い

Mac搭載のRetinaディスプレイと比較するとどうしても画像の表示が弱いモデルが目立ちます。Mac自体が元々DTP系の処理を扱うために生まれてきたこともあり、色味を正確に鮮やかに再現することに関してはMacの方が一枚上手です。また、VJソフトもMac専用のソフトの方が割合として多いので、VJの予定があるならMacの方が択が広がります。

それと、Windowsでよく言われるのがフォントレンダリングがMacと比較して良くないです。低解像度の際に字がMacと比較すると滲んで見えます。気にならない人は気にならないし、気になる人は気になります。

付随した問題でSoundcloud等で配布しているFree DLの音源が文字化けしやすいです。理由は文字を出力する文字コードがMacとWindowsで違っているから。ほとんどのトラックメイカーはMacを使用しますが、Windowsと文字コードが違うため、Macで作ったファイルをWindowsで展開した場合、ファイル名が文字化けします。

・バックアップが難しい

バックアップからの復元が鬼門です。相対比較してMacよりも復旧が手間です。

Winのメリット・デメリットのまとめ

メリット

  • Macよりも安価で拡張性の高いPCを選ぶことができる。
  • インターフェースが豊富で後からハブを買わなくても良い
  • フリーソフトが豊富で、工夫次第で安く便利に運用できる

デメリット

  • 外観のカスタムがしづらい
  • ドライバ関連で若干まごつくことがある
  • 映像周りと文字の描写に関してはMacと比較して若干弱い
  • バックアップが微妙につまづきやすい

と、言うことで導入費用が安く、後からカスタムできる拡張性、汎用性の高さがWindowsの魅力です。Macと相対比較して安価ですが、できることはほぼ変わらないとなるとMacよりも魅力的に感じたので、私はWindowsを使っています。

Macのメリット

  • 音楽制作、DJにおいてはWindowsよりも優位
  • 製品に使用されているパーツが同じなので相性問題が起きにくい
  • DJ/VJの圧倒的な支持率
  • 専用のアクセサリーが豊富
  • 末端のモデルでも動作が軽快
  • リセールバリューが高い
  • バックアップが楽

・音楽制作、DJにおいてはWindowsよりも優位である

Windowsのデメリットで紹介したオーディオドライバプログラム。WindowsにはASIOやWASAPIと複数のドライバ環境が乱立しているのですが、MacはCore Audioで統一されており、音声ドライバ系のトラブル対処がWindowsと比較して復旧が早いです。

また、パイオニアのCDJがMacのファイル形式をサポートしているのもメリット。特別な変換作業無しでMac用の外付けメディアをそのままCDJに挿して読み込むことができます。

後は楽曲管理ソフトitunesがWindows版よりも最適化されており、非常に使いやすいとのこと。バージョンによりけりですが、itunesでの音源管理はPCDJでも大事なファクターですので、留意していただきたい。

2020:1月追記

iTunes終了に伴い、Musicアプリという別のアプリに変わりました。

現状、旧iTunesとの互換が無いため、Mac版のiTunesで音源管理をしていた人は大変そうです。

製品に使用されているパーツが同じなので相性問題が起きにくい

Macはアップルコンピュータのみが製造管理しているので、Windowsのように採用されているパーツによる相性問題が起きにくいです。仮に起きたとしても、パーツを統一している関係上、どのパーツがどんな問題を持っているかが特定しやすいのが特徴です。

・DJ/VJ関係者の圧倒的な支持率

昔からDJをやっている人はトラブルが起こりにくい信頼性からブランドとして成立しており、Macを使っている人は非常に多いです。

困った際に熟練のDJが近くにいるとトラブルシューティングから早く復帰できる可能性が高いので、繰り返しになりますが、頼れる人が近くにいない場合はMacをおすすめします。

・専用アクセサリーが多い

ポリカーボネートカバーやキャリングケースがWindowsのものに比べておしゃれです。
形から入る人はMacが良いかもです。

・末端のモデルでも動作が軽快

Windowsの場合はある程度お金を出さないと、快適な動作にならないのですが、Macの場合は末端のモデルでもサクサク動きます。

Windowsはある程度、メモリ帯域を確保してシステムクラッシュしにくくするような働き方をする事、Windowsと言うOS自体が割と重たいプログラムなので、ある程度余分にメモリを積んでおかないと、遅くなりやすい特徴があります。

反面、Mac OSは内蔵メモリの全帯域を余すことなく使おうとする事から重たくなりにくい事、メジャーアップデートを繰り返してもほとんど構造上の変化がないことから、Mac OS自体がWindowsと相対比較して軽いプログラムである事、末端のモデルでもWindowsではミドルクラス並みの性能を持っていること、トラックパッドジェスチャーが最適化されており、慣れるとWindowsよりも早く目的の動作に入れる事からMacの方が軽快に感じやすいです。

リセールバリューが高い

Macは人気の品物なので、中古品売買でもよほど古いモデルでない限りは高い値段で売ることが可能です。

バックアップが楽

専用ソフトのTime Machineが非常に楽だそうです。

Macのデメリット

  • 同スペックのWindowsと比べて割高
  • カスタム不可能
  • アクセサリー類が高い
  • インターフェースが少ない
  • キーボードが残念

同スペックのWindowsと比べて割高

どれくらい割高というと、同スペックのWinodws機とMacでは10万円以上の開きがあります。

Macの場合はWindows機に比べるとスペックアップしたCPUや高級パーツを使っていること、アルミニウムユニボディ等、コストがかかる工程があることを差し置いてもちょっと抵抗のある値段です。

カスタム不可能

Windows機の場合はメモリスロットや感想可能な内部ストレージのスロットがある機種もありますが、現行機種のMacbookシリーズはそもそも分解過程で特殊な専用ドライバーが必要になります。

更にほとんどすべてのパーツの内容が軽量化を理由に基盤に直付けなので開けたとしても内部パーツをアップグレードできません。(そして、悲しいことに現行Macは大して軽くない)

アクセサリー類が高い

純正アクセサリーの値段が非常に高いです。例えば、ブルーレイドライブが3000円で買えるこのご時世にDVDドライブを10000円で販売しています。普及が進んでいないType-Cアクセサリも3~40%程割高です。旧Macbook AirやMacbook pro においてはthunderbolt2対応アクセサリも非常に高額でした。

インターフェースが少ない

多くの現行モデルが充電口を兼ねたUSB type-Cが2つ。上位機種になるとType-Cが4つとThink padを使っている私からするとかなり心もとない構成です。

特に廉価版ユーザーはインターフェースのマネジメントがけっこう大変だと思います。

キーボードが残念

Macbookにはバタフライキーボードと呼ばれるキーボードが搭載されていますが、これの評判がすこぶる悪い。

ホコリが入ると動作しなくなるので、サードパーティ製のシリコンカバーの装着が必須とのことです。

Macのメリット・デメリット

Macのメリット

  • 音楽制作、DJに関してはMacの方が有利
  • オシャレなアクセサリーが多く、外観カスタムがしやすい
  • リセールバリューが高く、バックアップが楽

Macのデメリット

  • 同スペックのMacと比べて割高でカスタムもできない。最初から高いのを買うしかない
  • アクセサリー類も高い
  • インターフェースの数とキーボードがWinと比較して弱い

Macの特徴をまとめると、高価である事を引き換えにしても、お釣りが来ると感じるような感動体験がMacの魅力です。

楽にバックアップできること、見た目の美しさはWindowsでどれだけカスタマイズしても得られないですし、何より憧れのアーティストや作家と同じ環境で作業するというのは、数値に出にくい魅力の1つだと思います。このあたりを天秤にかけてWinとMacを選んでいく感じになります。

まくたんは何故Windows?

さて、前回記事でもそうでしたし、今回の記事も結構Macについての書き込みが多いのですが、それでもアヘバス管理人の私、まくたんはWindowsを使っています。

理由としては以下の3点

  • 安い
  • 豊富なインタフェース
  • Thinkpadに惚れた

・安い

今使っているPCがCore i7 メモリDDR4 8GB SSD256GBで13万円。同じMacBookproの構成だと

CPUが強化されてポートが4つになると…

と、言うことでハードルが結構高いです。ところがWindowsのほぼ同スペック構成だと

値引率は週末と平日で少し変わってきますが、それにしても同じスペックで10万円くらい値段が落ちます。15万なら当時のアルバイトを少し頑張れば買えるかなって感じだったので頑張ることができました。

・豊富なインターフェース

今使っているthinkpad t470sのインターフェースが

  • USB3.0×3
  • thunderbolt 3×1
  • HDMI×1
  • LANポート
  • カードリーダー

とほぼ全部入りの内容。余計なハブとか持ち歩かないでもPCについていて重量はMacと対して変わらないくらい軽いです。

・Thinkpadに惚れた

Thinkpadとは旧IBMのビジネス向けモデルのノートPCのブランドで、現在は中国のレノボがライセンスを所持しています。世界中にファンが居るブランドの1つでブランドイメージ保守のために研究開発は神奈川県大和市で行われている徹底ぶり。軽量安価で高品質。加えてパーツの換装が容易なため保守が楽なのが強みです。Windowsはともかくとして、Thinkはいいぞ。

と、言うことで安くて丈夫なイメージからThinkpadを愛用しています。人に自信を持って進められる良いプロダクトであると感じます。

まとめ

  • Winは初期費用をMacに比べて抑えることができる上に後からカスタムできるPCがある
  • そのかわり若干映像表示と文字周りが弱く、垢抜けない
  • Macはアート関係に強い。正確な画像や文字の表示、シンプルなオーディオドライバ等、デザインやクリエイトに特化したものである。
  • そのかわり値段がかなり高い。
  • いろいろ天秤にかけた結果まくたんはThinkpadを使っている

まぁこんな感じです。次回はおすすめのノートPCの紹介と選び方についてお話します。最後まで御覧頂いた読者はなんとなく予想はついていると思いますが、私のイチオシはThinkpadです。

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