ストレージ 外付けディスク組み立て

写真でよく分かる! CDJ用のHDD/SSDの作り方

どうも、アヘバス管理人です。

全DJ待望!本命記事です!!

安くて簡単で巨大なCDJにも接続可能なデータストレージの作り方講座です。

用意するもの

SSDまたはHDDで、なおかつ2TB以内の物を用意します。サイズは2.5インチ、接続方式は下記のケースを使うならSATAになります

組み立てに自信がなければ市販タイプもありますが、どちらにしても後述するフォーマット作業を行っていくことになります。

CDJ用ストレージのメリット

Widnowsを用いてCDJと互換性があるストレージを制作するメリットはこちら

  • 現状どのデバイスでもファイルの受け渡しができる
  • 困ったときにCDJに直刺しで使える

現状どのデバイスでもファイルの受け渡しができる

Mac、Windows、CDJ、どのデバイスでもファイルの受け渡し、音楽の再生ができます。

困った時にCDJに直指しで使える

ハイ便利!なのですが、後述する注意点があります。

巨大ストレージをCDJで使う場合の注意点

一般的なUSBメモリのほぼ最大の数値、64GB以上のストレージメディアを使ってCDJをプレイする場合の注意点がいくつかあります。

  • CDJは最大10000ファイルまでしか読み込まない
  • CDJは最大1000フォルダまでしか読み込まない
  • Windowsユーザーの場合は2TB以上のストレージを運用することができない(超重要)
  • 一部CDJでは電力供給の問題で使用ができない場合も
  • 4GB以上のファイルを扱うことができない

CDJは最大10000ファイルまでしか読み込まない

Rekordboxの仕様上の問題で、10000ファイルを超える楽曲は表示されないようです。CDJの本体説明書に記載があります。

4~5分のアニソンをmp3やaacで最高音質で取り込んだ際の容量が約10MB。

ということであれば約100GBで10000ファイルなのですが、これが1フォルダ毎に10000ファイルなのか、ストレージ全体で10000ファイルという計算になるのかは正直わからないので、気になる人はパイオニアさんに問い合わせてみてください。私は10000ファイル超えるようならLAN接続します。

CDJは最大1000フォルダまでしか読み込まない

こちらは上のファイル読み込みとは異なり、非現実的な量ですが、最大1000フォルダ8階層まで読み込みが可能です。アーティスト、アルバム別にしたとしても精々3~4階層なので、このへんは問題なさそうです。

Windowsユーザーの場合は2TB以上のストレージを運用することができない(超重要)

ここ、超重要です。外付けケース内に入れる内臓のSSDやHDDの事を「ブランクメディア」と言いますが、ブランクメディアだろうと、市販の外付けHDD/SSDだろうが2TB以上のものを買っても無意味です。

この話題は本筋から離れるので、最後の方に補足説明を入れておきます。

一部CDJでは電力供給の問題で使用ができない場合も

CDJ-350や850といった3桁台のものだと電力供給の問題で使用ができない場合もあるそうです。

こればっかりは試してみないとわからないですが、長年オーガナイザー/DJで一線級の活躍をしているBさんが言うならほぼ間違いないと思います。

4GB以上のファイルを扱うことができない

FAT32というファイルシステムを選択することでCDJとの互換性が生まれるわけですが、FAT32の仕様上、4GB以上のファイルのやり取りができないため、もし動画やISOイメージといった巨大なファイルを使用する場合は向いておりません。

デカいファイルをやり取りしたい場合は無理に共存させずにセパレートで使用することをおすすめします。

CDJ用SSD作成のフローチャート

  1. SSDを用意する
  2. I.O.DATAからディスクフォーマッターをダウンロード
  3. CDJと繋げたい中身が空のSSDをPCと接続
  4. ディスクフォーマッターで初期化するメディアを選ぶ
  5. ファイルシステムを選択
  6. 出来上がりの確認
  7. ドライブパスを変更する

SSDを用意する(注意点あり)

市販のHDDやSSDではなく、弊ブログを参考にして内蔵のSSDやHDDとケースを購入した場合は下記記事を参考に先に組立作業を完了させてください。

また、既に使用しているSSDやHDDを今からCDJに対応させる場合は必ずデータバックアップを取っておいてください。

今から行う作業の事を「フォーマット」と言いますが、「フォーマット」を行ったSSDやHDDの内部にあるデータはすべて消えます。

必ずデータバックアップを取りましょう。

I.O.DATAからディスクフォーマッターをダウンロード

組み立てが完了したらI.O.DATA社が提供しているハードディスクの定番フォーマットソフトウェア、「ディスクフォーマッター」をダウンロードします。

https://www.iodata.jp/lib/software/i/1498.htm#Windows%2010

このリンク先からダウンロードが可能です。シンプルで使いやすく無料ということで非常に優秀です。

ダウンロードが完了したらアイコンをダブルクリックすると、ソフトの解凍が始まります。デスクトップ内に解凍したフォルダが出現します。

CDJと繋げたい中身が空のSSDをPCと接続

予め組み立てておいた、SSDをUSBケーブルで有線接続します。

ディスクフォーマッターで初期化するメディアを選ぶ

それでは実際にディスクフォーマッターでディスクを作成していきます。

この際にディスクが認識されていない場合は、下記記事を参考にしてディスクの初期化をしてください。

ディスクの準備が終わったら「ディスクフォーマッター」を起動します。

起動したらまずフォーマットを行いたいディスクを選択します。

プルダウンメニューから選択が完了したら、「次へ」をクリックします。

ファイルシステムを選択

フォーマット形式 FAT32

パーティション形式 MBR

を選択し、「次へ」をクリックします。

このようにしこたま「確認」という名の脅しが入ってきます。「注意事項に同意します」を選択し、「次へ」をクリック

出来上がりの確認

あとは作業が完了するまで待ちます。

作業が完了したら指示に従って、設定したSSDを一度PCから接続を外し、また再接続します。

再接続したものはボリュームラベル、パスなどは特にいじってなければローカルディスクDと言う名前で出てきます。

右クリックで「プロパティ」を選択し、ファイルシステムが「FAT32」になっていれば成功です。

ひとまずこの状態でも使用は可能です。

ドライブパスの変更

最後にもうひとふんばり。ドライブパスを変更します。

「ディスク1」上で右クリック 「ドライブ文字とパスの変更を」左クリックします。

Dを選択して「変更」をクリックします

特にこだわりがなければケツのZを選びます。

OKを押すと「ドライブ文字に依存する一部のプログラムが正しく動作しなくなる場合があります。続行しますか?」というダイアログがでますので「はい」を左クリックします。

ドライブパスがエクスプローラ上の表示もディスク管理上の表示も変わっていれば作業は完了です。

お疲れさまでした。

補足:Windowsユーザーが2TB以上のCDJ用ストレージを運用できない理由について

注意事項の際にも触れましたが、CDJでも使えるストレージを作成するにあたって2TB以上のものは無意味な理由については以下のとおりです。

FAT32というファイル形式を使うためのストレージのパーティション形式はMBRしか選択できないから

です。

CDJでも使えるストレージを作成するにあたって、読者の方にはファイルシステムをFAT32に設定していただいたかと思います。

FAT32を設定する際にパーティション形式 MBR、GPTという選べない項目があったかと思われます。

実は我々はこの段階で、ファイルの管理形式を設定するだけではなく、パーティション形式も設定しているようになっています。

パーティションとはHDD内の区分けの事です。

MBRが従来のWidnows95~連綿と使われてきた古いタイプのパーティション形式で、幅広い互換性がある一方で、内部で分割させたパーティションを4つまでしか設定できない、2TB以上のストレージ領域を使用できない制限があります。

仮に4TBのドライブを先程の手順でフォーマットを行うと、4TBの内、2TBは使用可能、残りの2TBは認識できるが仕様ができない状態になります。

その欠点を克服するために生まれたのがGPTと呼ばれる方式のパーティションがGPTと呼ばれる方式で、8ゼタバイトという途方も無い量のデータまで管理することができるわけですね。

(1000テラが1ペタバイト、1000ペタが1ヘクサバイト、1000ヘクサで1ゼタバイト)

しかしながらFAT32自体もMBRと同様にレガシーなファイルシステムなので、新企画のGPTには対応しておらず、WindowsユーザーがCDJと互換性を保ったストレージを作成しようとすると、2TB以下に絞られてしまうわけです。

なお、Macの場合はストレージ作成時にHFS+を選択すればWindowsでやり取りは行なえませんが、特になんの制限もなく使えます。こういう時にMacってやっぱ音楽家向けだよなぁと思ったりするわけです。

他にも各種のWin、Macの違いについて詳しくなりたいならこういう記事もあるんで読んでください。

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