CDJ ハードウェア

競合他機種と比較したcdj-2000nxsの特徴と機能比較

どうも、アヘバス管理人です。

今回はCDJ-2000nexus(以下、2000nxs)を購入する際に実際に機能比較をした製品群を紹介していきたいと思います。

ユーティリティ、汎用性等を鑑みて、購入したのは中古の2000nxsでしたが、2000nxs以外にも魅力的な競合製品はたしかに存在していたので、このあたりを徹底比較して何故2000nxsを購入するに至ったか、書いていきたいと思います。

 

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 選手入場

今回、比較検討を行ったのはこちらの機種

  • Pioneer CDJ-2000
  • Denon DJ mc5000・6000
  • Pioneer DJ XDJ-1000MK2

cdj-2000

Amazonリンクないので、Deckserverで失礼します。

以下、無印2000と表記。

1番の競争相手。

ポジティブ

  • 実売価格が一台70000円とかなりお手頃プライスになっている。

ネガティブ

無印2000とnxsを比較すると以下の機能がオミットされている

  • slip mode
  • Rekordboxメニュー(Linkは使用できるが、専用ボタンがなく、転換手順に一抹の不安が残る)
  • 波形表示が850や900と同様の簡易表示。
  • 電源ケーブルが2pin(nxsは3pinでより安定している)
  • sync機能
  • クォンタイズのオン・オフ機能

nxsと比較して現代っ子に更に辛い仕様。こうやって列挙すると物凄く変わっていますね。

nxsの名前は伊達ではなかった。

購入判断のポイント

格安でデジタルDJに対応した持ち込み用のパーティー機材が欲しいと言う事であれば一考の余地あり。

リッチなコントロール環境整備を目的に今から買うならあんまりお勧めはしない。

Denon mc5000/6000(mシリーズ含)

ダークホースの急先鋒。

Denon DJのデジタルマルチプレイヤー。デジタルマルチプレイヤーとするところはCDが使えないからである。

MacにおけるiTunes廃止(廃止が問題なのではなく、xmlの互換性をなくしたことが問題)やRekordbox6のサブスクリプション等、PCDJを取り巻くソフトウェア群のガッカリアップデートが続いている事から一気に株が上がった。

ポジティブ

  • Rekordboxライブラリがそのまま使える
  • パフォーマンスパッド搭載
  • 1台で2デッキ使用できる(mc6000)
  • cdj-2000nxs2で出来ることはほぼ全てできる
  • mc5000はお値段なんと128000円。安い
  • Serato HIDを使用できる

ネガティブ

  • Rekordbox DJのHID、LAN LINK、CDが使えない。
  • 楽曲ソフトウェアのEngineも含めどんな挙動をするかわからないので、ある意味では未知の領域。

購入判断のポイント

2000nxs2とほぼ同じ機能が2000nxs2の半額で使える。

もう少し足すと、プラッター自走式のMシリーズも見えてくる。

お家機材で仲間がSeratoが多いデジタルDJなら断然あり。問題はアニソン、アニリミDJは殆どRekordboxに依存している事である。

ただ、アニソンDJのHID勢の殆どがRekordboxを締めている現状で、Denonを手に取るのは結構な勇気が必要かもしれない。

xdj-1000mk2

ポジティブ

  • HotCueが8個使える
  • 上位機種と同じくSPDIF対応
  • ハイレゾ対応
  • 中古2000nxsと新品xdj-1000mk2がほぼ同じ

ネガティブ

  • 物理ボタンは少なめでメニュー呼び出しが多い
  • Serato DJでHIDコントロールができない
  • ジョグアジャストなし。ストップのみ手元で変えられる。

購入判断のポイント

周囲にRekordboxユーザーしかいないなら、あり。

しかし、結局の所、フラッシュを使いたいならxdj-rx2、コントローラビリティを求めるならddj-1000が高い壁となって立ちはだかる。

総評

CDJが高すぎるというのもあるのですが、Aii ln Oneや大型DJコントローラーのお得感がとりあえず強いです。

オーガナイザーでCDJなら安価をとって無印2000、安定で2000nxs、冒険と先進性でDenon mcというところだと思います。

おまけ:選外機種のひとくちメモ

  • Pioneer DJ CDJ-900/nxs
  • Pioneer DJ XDJ-700/1000
  • Pioneer DJ CDJ-2000nxs2

ほかにもCDJはいろいろな機種があるのですが、今回比較対象に上がらなかった
こちらの製品群についても一応述べておこうと思います。

cdj-900/900nxs

Pioneer CDJ-900NXS DJ用マルチプレーヤー

ハードウェア構成的には850の強化版で、Hot Cue機能が存在しないxdj-1000という印象。

CDJ-2000が低価格で放出されている事や、All In OneのXDJ-Rシリーズが高い壁となって立ちはだかる。いずれにしても2000nxsと競合する要素がない印象。

xdj-700/1000

350基準でCDプレイヤーをオミットしたXDJ-700とCDJ-900準拠でCDプレイヤーをオミットしたXDJ-1000の2機種。

どちらも音声信号はRCAでのやり取り。

XDJ-700は450や750mk2でシステムを組むなら悪くはないが、やはりと言うべきか、XDJ-RシリーズやDDJ-1000がサイズ、機能、プライシング、全てが高い壁となって立ちはだかる。

XDJ-1000はSerato、Traktor、レコボで使えるが、SPDIFが使用できないので、ミキサーとの兼ね合いでドボン。波形表示にこだわらない&Hot Cue等の先進機能を使わないのであれば中古の無印2000とガチバトルとなる。

こちらも例によって球数が少なく高止まりの傾向にあるので、ベターチョイスになりづらい。

cdj-2000nxs2

最優機材だが実は一度も触った事がない。完全に予算オーバーなので対象外。中古も球数は少ない。

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