ヘッドホン

2022年 予算別 おすすめDJヘッドホン

どうも、アヘバス管理人です。

今回は前回紹介したヘッドホンの選び方講座に引き続き、おすすめモデルについて紹介します。

低価格のものからハイエンドまでまんべんなく紹介していくつもりです。

 

金額別にヘッドホン紹介

  • 平均10000円レンジ
  • 平均20000円レンジ
  • 20000円以上

この分け方で紹介していこうと思います。

平均10000円レンジ

予算はあんまり出せないけど、ちゃんとしたものを使いたい人におすすめ。

平均20000円レンジ

このあたりで定番モデルがしのぎを削りあっている状態。どれを購入しても作りはまともなので、後はサウンドの好みやスタイルで決めてください。この価格帯のものから選ぶことをおすすめします。

20000円以上

20000円超えてくると、ハイエンドモデルの群雄割拠状態になり、値段の高低はマチマチだが、ただ、高いだけあってやっぱり物は良い。

全体的にどのパートもきれいに聴かせる+メーカーの味付けが気にいるかどうかが選ぶときのポイントになるので、人には自信を持って勧めづらい。

あくまでも、こういう世界もある、という位置づけ。

 

10000円のおすすめモデル

オーディオテクニカ ATH-PRO5X

某タワーレコードで試聴機に採用されているDJヘッドホンの現行最新モデル。

前々モデルは買う気がしないが使えないことはないと言う印象、前モデルは典型的なドンシャリで、ハイがキツい印象でしたが、現モデルで成熟したと行っても過言ではないほどにバランスが整えられた印象があります。低価格帯オーテクのポップスに強い元気な音の印象はそのままに、各パートが聞き分けられる程、解像度が高くなりました。低価格のヘッドホンを探しているなら間違いなくオススメ。

SONY MDR-7506

DTMの安モニターヘッドホンとDJモニターを兼ねるのであればこれもおすすめ。リケーブル不可ですが、MDR-CD900STよりも断然こっちという評価はあながち間違いではありません。CD900STはレコーディング際に定位を確かめるのに使うヘッドホンで、こちらのMDR-7506は主にミックス作業の際に使用される事が想定されているそうです。ヘッドホンの鳴りは恐らくこれから紹介するどのヘッドホンよりもおとなしいですが、優しい側圧、それでいてしっかりと主張する低音は読者の音楽活動をたしかに支える相棒に成るでしょう。

20000円以下のおすすめモデル

ゼンハイザー HD25

このヘッドホンの欠点は枚挙に暇がないです。

コンフォートとは正反対の頭を捻り潰すような側圧、片方しか可動しないヘッドバンド、折りたたみ機構を廃しているため、小さいカバンの中ではかさばる大きさ、安っぽいプラスチック製のハウジング、リケーブルは可能なものの六角レンチが必要なこと、他のヘッドホンと違って右出しのケーブル、昨今の機種と比較して小さなドライバ径等、新世代のヘッドホンと比べると見劣りする場面があります。

ただ、スペックで食わず嫌いをしているあなたは訝りながらでもいいからこのヘッドホンを手に取り、いつもより気持ちボリュームを上げてかっ飛べそうな曲――例えば、ロック、ベースミュージック、ヒップホップを聞いてほしい。

その瞬間前述した全ての懸念がぶっ飛ぶ程度に最高の音を鳴らしてくれます。

オーディオテクニカ ATH-m50x

カテゴリとしてはDTMのモニターヘッドホンでの用途を想定して作っているようなのですが、基本的に薄味のヘッドホンが多い中でしっかりとした量感のある低音が出るATH-Mシリーズのハイパフォーマンスモデルです。

ATH-Mシリーズはそれぞれ価格帯で20x30x40x50xとありますが、中途半端に下位モデルを購入するのであれば前述したATH-PRO5xがかなり優秀なので、DJ用として2~40のモデルを検討しなくてもいいかなと言う感じです。

(スタイルのこだわりはあるけど予算が…と言う場合は下位機種を選べばいいと思いますが)

出自がモニターヘッドホンということもあり、EQミックスの際の音の見え方、EQの効き方がわかりやすいです。音数が多くなりがちなポップスやアニソンDJで尚且きれいに繋ぎたい方におすすめです。

通常の白黒のラインナップに加えて、限定カラーを定期的にリリースしておりカラーバリエーションが豊富です。

某DJVtuberがブルーのモデルを使っていることから今後もしばらく人気になるのではないでしょうか。

Pioneer DJ HDJ-CX

 

hd25クローンの最新版。

色々なんか無理矢理言葉を使ってアピールするよりかはもう、一言ではっきり言います。

ヘッドバンドにpioneer djと刻印されたhd25です。

hd25、音が好きなんですが、ユーティリティ面でやっぱり作りの古さを感じてしまうわけで、そこの難点を解消してきたのがこのhdj-cx。

 

両耳のハウジングの可動機構と、左出しケーブル(hd25は右出し)リケーブル可能なバヨネットケーブルでhd25の音質でヘッドバンドにこういう機能が嬉しいのになぁ〜を全部叶えてくれました。

 

お値段は無印hd25よりも上がりますが、コイルとストレートの2種類のケーブルが付いてくる事を考えればまぁ、hd25 plusよりは安いしいいのかなと思います。

メンテ性やリケーブルという観点で見るとhd25に軍配が上がりますが、細かいユーティリティ面ではhdj-cxが遥かに上です。

改造とかそういうのに興味が無いのであればこちらの方が使いやすいだろうなという印象。見た目通り華奢なので、扱いはHD25よりも丁寧さが求められるかと思います。

20000円以上のおすすめモデル

V-moda Crossfade m-100

元の値段が40000円以上、正規代理店を挟むと約35000円する高級ヘッドホンですが、サウンドハウスでは非常にお求めやすい価格に販売されており、2019年現在は実売価格25000円代をウロウロしています。

画像をクリックするとサウンドハウスの商品ページに飛びます。

リプレイスメントパーツがちょっと手に入りにくい事、付属品にポータブル用のショートコードしかないのが欠点ですが、ハイレゾにも対応してくる高解像度ドライバを採用しているだけあって音は抜群に良いです。

また、オーバーイヤータイプとは思えないコンパクトさなのですが、50mmの大型ドライバを採用しており、先だって紹介したATH-m50Xよりも華やかでクリアな音がします。EDMのレジェンドDJ、Aviciiが使用していたことから人気に火がついた事もあり、ポップスもそうですが、エレクトロを楽しくダイナミックに鳴らしてくれる印象があります。予算が許すなら非常にオススメ。

コイルケーブルは買っておいたほうが良い。

Pioneer DJ HDJ-10x

実売価格 39800円と、ちょっとしたDJ機材が買えるような価格のヘッドホンです。V-moda同様、ハイレゾ対応で周波数レンジも抜群に広く、当然のごとく、50mmの大型ドライバ。おまけに高耐久製品のベンチマークである、MIL-SPEC認証を取得したということで米軍装備並みの耐久性と、まぁなんというかスペックオバケ。贅の限りを尽くしてみました、というモデルです。

ちなみに最近ハウジングがカーボンにアップデートされた限定モデルHDJ-X10Cが59900円で販売されています。半端なプレイヤーやDJコントローラーでは鳴らし切ることができませんが、それでもハイエンドのその先、男のロマン、見てみたくなるのが人の性ですね。

まくたんのヘッドホンは?

 

一応参考までに私自身は何回かヘッドホンを交換していますが、HD25の別Ver HD25 AluminiumATH-m50xの2つを現在所持しています。

ATH-m50xはDTM勉強中で作業をする時に使っていますが、時々DJでも使います。

HD25 Aluminiumはほぼレギュラーで登板しています。前述したHD25のオススメポイントでも書いたのですが、このヘッドホンでしか出せない音が好きで使っています。

おすすめするならわざわざ購入までに至ったこの2機種、もしくは平均10000円の項でおすすめしたATH-PRO5xです。参考になれば幸いです。

あと、去年、一昨年とこの話やっているのでそっちの文章もそのうち新ブログに移しておきます。

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